――そんな思い入れのある「バイプレイヤーズ」の出演を経て、得たものは？
すごくあります！ それまでは、自分のことに精いっぱいで、他のキャストの方に対して気を配ることが、あまりできていなかったと思うんです。
でもその時に、先輩の皆さんがすごい優しくしてくださって、私もなるべく皆さんの迷惑にならないように振る舞えるようになりました。そういう意味で「現場での在り方」をしっかり考えられるようになりましたね。
お芝居に関しては、正直たたかれると思っていたんですけど、それよりも「ジャスミンが好き」と言ってくださる方がすごく多くて。
自分にとってはとても大事な作品だったので、素直にうれしかったですし、何よりも自信がつきました。気持ちが変わって、「もっと頑張ろう！」って思えましたね。
――今後どんな女優さんを目指していきたいですか？
これからは何でも挑戦して、違和感のないお芝居ができる女優になりたいですね。いつまでも初心を忘れずに、謙虚にいられたらいいなと思います。
取材・文＝高山美穂
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