“正義とは何か”をテーマに、強盗殺人事件の捜査方針をめぐって対立する2人の検事を描いた、雫井脩介原作の同名小説を映画化した「検察側の罪人」(8月24日・金公開)の“夏の納涼試写会”が20日、都内で行われ、エリート検事・最上を演じた木村拓哉、若き検事・沖野役の二宮和也、闇社会の運び屋の女役の芦名星、そして、殺人事件の被疑者で強烈なインパクトを残す松倉を演じた酒向芳が登壇した。
イベントは、“納涼会”ということもあり、会場には多くの浴衣姿の女性が見られ、木村は「いいですよね、こういう女子の浴衣姿は。この時期ならではというか、ありがたいな~」とうれしそうに会場を見渡し。さらに、「“涼しい格好で”と聞いてたので、ニノと水着の子とかいるのかな、と…話してた(笑)」とニッコリ。
また、司会者から“夏の私服”について聞かれた木村は、「基本、Tシャツとデニムか短パンに、サンダルかスニーカーかな」と回答。その後、バラエティーであまり服に興味がないことが判明した二宮に話が振られると、木村はすかさず「そこは聞かないであげてください」とフォローを入れる。だが、二宮は「こないだ出演した『ぴったんこ カン★カン』(TBS系)で、木村くんに『(あげた服を)何でもいいから着ろ』と言われて以来、ずっと上も下も全部もらったやつ着てる。だから、 木村拓哉です。ざっくりいって」とドヤ顔する一面も。
今回、初共演となった2人。二宮は「とにかく、木村くんと一緒にできるという衝撃が強くて。“衝撃”ですよ。『僕の知ってる木村拓哉ですか?』って確認しましたから」と振り返り、一緒に演じた感想については「楽しさしかない。プロ野球選手と一緒に交じって、野球してる感じ。自分もうまくなった気になる。どんな球を投げようと、打とうと、必ず返してくれるから、安心感があったし、瞬時に返ってくるから楽しかった」と明かした。
一方の木村は「(ニノは)豊かな表現者、向き合いがいのある出演者だなと思いました。一切、力まず自然体で、沖野というキャラクターを全身で体現していました」と絶賛し、2人相性のよさを感じさせていた。
映画 「検察側の罪人」は8月24日(金)より公開。
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