「高崎グラフィティ。」“まんま高校生”のノリで“青春”の感動作に
寒さを和らげてくれた“あずきミルク”
――全編にわたって行われた高崎ロケの思い出は?
佐藤:とにかく、寒かったです。カイロを体中に貼っていました(笑)。
岡野:最初に思い出すのは寒いってことかも(笑)。
佐藤:風も強かったよね。
岡野:群馬県特有の風が。
――からっ風ですか?
岡野:撮影中は1、2回ぐらいしか吹かなかったからよかったですけど。
萩原:ずっと寒かったですからね。
岡野:利久は、一番寒かった日にケータリングで来ていた「カフェカー」によく行ってたよね。
佐藤:あずきミルクだっけ?
萩原:そうです。すごく美味しかったんですよ!
中島:あれは、めちゃくちゃ美味かった。
三河:そういえば、あったね。
――三河さんはハマらなかった感じですか?
三河:甘いもの、あまり好きじゃないんです。
一同:(笑)。
岡野:利久はニコニコしながら飲んでいたよね。
萩原:みんなに勧めたんですけど、あまり乗ってこなかったんです。
佐藤:美味しいけど、一口飲めば十分満足。
岡野:そうだね(笑)。
三河:俺はどっちかって言えば、しょっぱいものが好き。
一同:(笑)。
三河:朝早く起きて撮った、川辺のシーンは印象に残っています。まだ、暗い中をみんなで歩いたりして。
中島:あのシーンのスタンバイは早かった。
三河:朝の3時とかだったから。
佐藤:朝早かったり、夜も遅くまで撮影したり、結構ハードでしたけど、みんなのテンションの高さに助けられた部分はありました。
中島:とにかく、三河悠冴くんのキャラが強くて(笑)。本番前に笑わせようとするんです。
三河:それは、俺発信じゃないんですよ。
萩原:三河さんは普通のことを直前にボソッと言ったりするんですよ。
岡野:小さい声なんだけど、意外と耳に入ってくるんだよね。
中島:モスキート音(笑)。
三河:俺、蚊なの?(笑)
岡野:聞こえる人には聞こえるのかも。
映画「高崎グラフィティ。」
全国順次公開
配給=エレファントハウス
監督=川島直人/出演=佐藤玲、萩原利久、岡野真也、中島広稀、三河悠冴ほか
映画のノベライズ本が発売中
「高崎グラフィティ。」著/古宮九時 イラスト/とろっち
KADOKAWA(メディアワークス文庫)659円