<半分、青い。>「和子さん」トレンド入り…律との会話に「涙腺崩壊」の声
和子が強くいられたのは、守るべき存在がいたからに他ならない。
第123回(22日放送)では、「先生、私、ええ人生やった」と死期を自覚する和子が、「律見てると、悲しくなる。あの子残して…」と、苦しい胸の内を吐き出した。
和子にとって律は、繊細で、変わり者で、友達の少ない、子どものままの律だ。第121回(20日放送)では、貴美香先生が「あの人(和子)は強い。この人(律)は弱いけどなぁ」と発言。「律くんは、たまにうちに薬もらいにくる。眠れんらしい」と、律の精神的な弱さも明かしたが、そんな律の状況も心残りのひとつだっただろう。
その律が「僕は和子さんの子どもで幸せだ」「おかあさん」と自分の言葉で本音を伝えてくれたことは、どんなに嬉しいことだっただろうか。面と向かってではなくても愛を言葉にして伝えられたことは、律にとっても前進のきっかけになるに違いない。
「病気を、起きてしまったことを悔やんだり憎んだりしても、何の解決にもならんと思う。受け入れて、それと一緒に生きるんや」という言葉どおりに生きた和子さんに、ただ安らかにあれと願うばかりだ。
第126回(25日放送)では、鈴愛が映画監督として活躍する涼次(間宮祥太朗)の新聞記事を目にし、負けていられないと気持ちを新たにする。そんな中、律が岐阜を離れる予定だと聞き――。