西銘駿&矢野優花が“理系の恋”語る! 壁ドン100回や袖クルを真顔で…

2018/09/01 17:00 配信

ドラマ インタビュー

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はたから見るとおかしい


――お二人が演じる役について教えてください。

西銘:雪村は理系のトップと言うんですかね。理系しかやってこなかった理系男子で、恋愛を経験しないまま大学生になって、でも氷室菖蒲のことを好きになるところから始まるんですけど、全く恋愛経験も無知な彼が、“好きの定義”を探し出していく。ちょっと必死感もありますし、不器用さもあるんです。

真顔で“袖クル”とか“ハグ”とかいろいろやるんですけど、ポーカーフェースでやっているつもりが、割と一番ドキドキしているキャラなので、そういった意味では一番愛されるキャラクターなんじゃないですかね。そういった点で好きになりました。

――雪村役と聞いた時の心境は?

これはきついなって思いましたよ、最初は。まず現実にありえないじゃないですか。こんなカップルいるわけないと思っちゃうくらい、アニメ、ドラマだから成立してできていることっていうくらい、内容がすごいですよね。一つ一つの研究内容がとにかく面白いし、どんどんみんなに愛情が湧くくらい二人は真顔で真剣にやっているで。

なので、最初は演じていて笑っちゃうんじゃないかなって心配になりました。雪村は全然笑わないキャラクターなんですよね。だから、不安はありました。でも、笑っていたよね?

矢野:うん、笑っていたね。

西銘:現実でやらないこと…例えば“壁ドン”だったり。「壁ドンテスト」と言って、壁ドン一回やったら心拍数が上がるから、壁ドンを100回やれば心拍数がすごく上昇するんじゃないかなっていう実験なんですけど、その時点で「いやいやいや…(笑)」って思うじゃないですか。そういうことを真剣にやるんですね。こちらは数式に当てはめないといけないから本気でやっているけど、はたから見たら「何やっているの?」って思われることなので。げらの僕にはきついんじゃないかなって思いました。

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――矢野さんは奏言葉役ですね。

矢野:天才とバカは紙一重というか、はたから見るとおかしいけど、本人たちは真剣にやっているんだよっていうのがこの作品にはあると思うんです。そこに面白さなどが出ている中で、奏言葉はそれを冷静に見ていて、一番視聴者的な視線に立っていて、「いや、おかしいでしょ!」って思うことを代弁して伝えるような役どころですね。

でも、夢見がち、乙女的なところもあり、奏はすごく研究室のメンバーが好きなんですよ。愛があるツッコミとか、雪村先輩と氷室先輩、大好きな二人にうまくいってほしいなって願う純粋な気持ちもある、いい子なのかなって思います。

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