志尊淳 「半分、青い。」への思い『ボクテの人生を演じて、学ばせていただける事も多かった』<TGCインタビュー>
ボクテはすごく大好きな役です
――ボクテというキャラクター自体は、志尊さんにとってどんな存在になりましたか?
大好きですね。ボクテの人生を演じて、学ばせていただける事も多かったなって思います。失敗を恐れて、自分の非の部分を表に出さないことがかっこいいと思いがちだけど、そこで失敗をして、もう一回立て直す。そのエネルギーは、周りに影響を与えるものですし、ボクテにはそれを形にする責任感もあると思います。すごく大好きな役です。
――さまざまな経験を重ねながら役者業を歩む上では、どんな役者としてありたいと考えていらっしゃいますか?
そこに関しては、何も思っていないです。やっぱり、自分でビジョンを決めて、その方向にセルフプロデュースをしていくのは、何か違うと思うんですよね。とにかくいただいた役で生きるということを、僕は変わらずにしようと思っています。その役に毎回染まって生きるということを、いつまでやるかもわからないし、続くかもわからない仕事なので、一個一個を大切にやっていって、その延長線上で「こういう人だよね」って言っていただけるようになれればなという気持ちでいます。
――話は変わりますが、日焼けされているなと感じました。ロケがあったからでしょうか?
そうです。また違う作品なんですけど、まだ言えません!(笑)。何本か作品を並行して撮影しているので、どれで焼けているんだろう?というところがあると思うんですけど、いろいろな方に「焼けたね」って言われます(笑)。でも、楽しみにしていただければ!
取材・文=岸豊