司馬遼太郎の名作が役所広司主演で初映像化!「背筋を伸ばし、撮影に臨みたい」
監督・脚本には、日本映画界の名匠・小泉堯史。
黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、初監督作品「雨あがる」(2000年)で第24回日本アカデミー賞最優秀作品賞の他、計8部門で最優秀賞を受賞。
その後、「阿弥陀堂だより」(2002年)、「博士の愛した数式」(2006年)など、常に上質な日本映画を送り出してきた。
「影武者」で助監督としてキャリアをスタートさせた小泉監督が、監督としては初めて本格的な合戦アクションに挑む。
またデジタル撮影が全盛の中、本作ではこれまでの小泉作品と同様、フィルムでの撮影を敢行。
そして黒澤組ゆかりのスタッフも集結し、2018年に没後20年となる黒澤監督の系譜を継ぐ、新たな名作を送り出す。
そんな本作で、実力ゆえに一介の武士から越後長岡藩の筆頭家老に抜てきされる、”知られざる偉人”河井継之助を演じるのは、日本映画を代表する俳優・役所。
「蜩ノ記」(2014年)に続き2本目の小泉監督作品となる本作では、自分の命を顧みず妻を、仲間を、そして国を守ろうとする継之助を魅力的に演じ、“サムライ”としての生き方を体現する。
その継之助をいかなる時も信じ、支え続けた妻・おすがには松たか子。継之助を最後まで思い続けた、その夫婦愛も本作の見どころだ。
さらに、継之助の父・代右衛門は田中泯、母・お貞には香川京子、継之助の良き相談相手となる小山良運に佐々木蔵之介、良運の息子・正太郎は坂東龍汰。
従者の松蔵に永山絢斗、なじみの娘・むつに芳根京子、継之助と生死を共にする川島億次郎に榎木孝明、側近の花輪求馬に渡辺大が。
幕府軍松平定敬に矢島健一、継之助に戦争のむなしさを思い知らせる老人に山本學、月泉和尚には井川比佐志、徳川家最後の将軍となった徳川慶喜に東出昌大、敵対する官軍の岩村精一郎には吉岡秀隆。
そして継之助を重用した前藩主・牧野忠恭(雪堂)には、日本映画界・演劇界における長年の功績により文化勲章など数々の賞を受賞した名優・仲代達矢が演じ、黒澤監督作品常連の演技派俳優から新進気鋭の若手キャストまで豪華メンバーがそろった。
2020年全国ロードショー
【公式HP】http://touge-movie.com/
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