――演じるサカキとご自身の共通点や、役作りについて教えてください。
サカキは強がりで、感情を表に出さない女の子の役で、私も意地っ張りなのでそこがかぶりますね。酒井麻衣監督からは、「強がる時の女の子の表情を勉強してきて」と言われました。なので、インターネットで「強がる 女子 恋」とか「強がる 女の子とは」と検索したり(笑)、友達に「強がる時ってどんな表情する?」と連絡したりしました。
――他に、監督からのリクエストはありましたか?
伊古が学校に来られなくなったことを、三島(戸塚丈太郎)、サカキが先生と話すシーンなのですが、欅坂46では力強い表情をすることが多いためか、私にらんじゃうクセがあるみたいで、「先生に対してにらまないで」と言われました(笑)。
ついついギランとした感じで見ちゃうみたいで、「それ反抗的だから! その表情したら先生に怒られちゃうから!」と言われました。
――これまでの撮影を振り返っていかがですか?
今までは、台本通りにしか演じることができなかったのですが、「こうやってみようかな?」と少しずつ余裕が出てきました。監督が「アドリブでやっていいよ」とか「せりふ変えていいよ」と言ってくださるので、それに甘えています。
――撮影現場の雰囲気や、お気に入りのシーンがあれば教えてください。
笑いが絶えなくて明るい現場です。学園祭のシーンは、私も神尾さんも戸塚さんも、「一生忘れない」と言うくらい楽しい撮影でした。その撮影で、3人の距離が縮まりました。
――他にも劇中では、ピアノを演奏するシーンが出てきますが、苦労した点はありますか?
私、もともとピアノを習っていたのですが、8年間ブランクがあったのと、習っていたのに楽譜が読めないというのがありまして…。顔合わせの時に、楽譜をいただいたので、その次の日からレッスンに行ったんです。
右手と左手同時に弾けず苦労して、ギリギリまで完成しなかったので、涙が出そうになるくらい焦っていました。でも撮影ではしっかり弾くことができましたよ!
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