山田孝之&菅田将暉「dele」際立つ“映像美”のウラガワ『映画っぽさは目指していない』
一面の銀世界に埋もれるようにして横たわる、一人の少女の遺体――。
山田孝之と菅田将暉によるバディが注目を集める金曜ナイトドラマ「dele」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)。衝撃的な映像から幕を開けた8月31日の第6話は、本作の大きな見どころの一つである「映像の美しさ」が際立つ回となった。
作品づくりのウラガワに迫る集中連載の第6回では、常廣丈太監督、そして今作で初めてテレビドラマの撮影に携わった撮影監督・今村圭佑氏らに「dele」制作のウラガワを聞いた。
描かれた“いじめ”と“深い闇”
「dele」は、プログラマー・坂上圭司(山田)と何でも屋の真柴祐太郎(菅田)が、クライアントのデジタル遺品を整理する中で巻き起こる人間ドラマ。
ベストセラー作家・本多孝好氏が原案を担当し、各話ごとに金城一紀氏、渡辺雄介氏など、多くの話題作を手掛けてきた脚本家が名を連ねることも話題になっている。
第6話は、本作のアクション監修も務める金城氏が脚本を担当。「中学生のいじめと自殺」という重い題材をモチーフに、圭司と祐太郎が「dele」史上最も“深い闇”を抱えた敵と対決する展開が描かれた。
第6話はこんなお話
長野の別荘地で、雪に覆われ眠るように死んでいる家出少女・石森純子(山田愛奈)が見つかった。警察は自殺と判断。純子がいじめられていたのではと疑う純子の両親は、弁護士・坂上舞(麻生久美子)を介し、圭司と祐太郎に純子のパソコンのパスワード解除を依頼する。
純子の同級生・小川優菜(中田青渚)らと接触した祐太郎は、優菜のスマホを奪取。そこから、優菜らが同級生をいじめている事実を突き止める。
一方、圭司は苦労の末、純子のパソコンへ入り込むことに成功。ところが…データは何も残されていなかった。「根こそぎさらってやるよ。全部復元して、謎を解いてやる」――圭司は取りつかれたように純子のパソコンと格闘。やがて、ネットの奥底に巣食い純子を蝕んだ“深い闇”に行き当たる、というストーリーだった。
多くの小中学校で夏休みが終わり、2学期に突入するタイミングで“いじめ”や“ネットを通じて青少年を脅かす悪意”を取り上げた本作に、視聴者からは「新学期前の今、これを放送するところに制作者の思いを感じた」「助けを求めている人に、2人のメッセージが届いてほしい」といった声も上がっている。
毎週金曜夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる
【公式HP】http://dele.life/
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