世紀の一戦を前に板野友美が“プ女子”ならぬ“こぶし女子”に!?
世界プロボクシングWBAスーパー王者、WBC世界ミドル級王者で、39戦38勝（34KO）と無敗を続けるゲンナディ・ゴロフキンと、元2階級制覇王者で52戦49勝（34KO）のサウル・カネロ・アルバレスが、ラスベガスのリングで9月16日（日本時間）に激突する。
ボクシング界最高のメガファイトともいわれるこの一戦。2人は昨年9月にも戦っているが、結果はドローだった。それをうけての再戦は、世界のボクシングファンの注目を集めている。
試合に先駆けた9月10日、WOWOWでは特別番組「ボクシング世紀の一戦“ゴロフキンvsカネロⅡ ”完全ガイド」を放送する。芸能界きってのボクシング通、くりぃむしちゅーの上田晋也をMCに、ゲストとして元WBA世界L・フライ級王者の具志堅用高、これからボクシングを楽しみたい初心者代表として、元AKB48の板野友美が出演する。
番組は昨年の試合の模様をはじめ、今回の試合のポイント、また両選手の練習風景やインタビューなども収録。「完全ガイド」の名にふさわしい内容となっている。収録後、出演者の皆さんにお話を伺った。
MCを務めた上田は今回の特別番組について、「ぜひこれを機に、板野さんにもボクシングに興味を持ってほしいですね。1年後でも2年後でも、『上田さん、あの時のゴロフキンの右ですけど』なんて言われたら嬉しいなと。プロレスは“プ女子”といって女性ファンが多くいますが、ボクシングにも女子のファンが増えてくれたら嬉しいです」と、初心者や女性にも楽しめることをアピール。ボクシングファンの女子には「”拳（こぶし）女子”なんて名前はどうですかね」とキャッチーな呼び方も考案した。
初心者代表の板野は「私はほとんどボクシングを知らない状態だったんです。今日お2人にたくさん教えていただいて、試合のVTRも見て、上田さんがおっしゃるように女子でも見ていて楽しかったです！ 実際に海外まで試合を見に行きたいなと思いましたし、これからいろんな試合を見たいなと純粋に思いました」と、すっかり“拳女子”になっているご様子。
「僕はWOWOWのスタジオに来るのが初めてで、本当に緊張しました！」と語る具志堅は、隣に立った上田に「本職の時の具志堅さんの顔は違うなと感じました」と突っ込まれながらも、「最高のアメリカでのファイトだよね！」と試合への想いを抑えられないようだった。
試合そのものへの期待ももちろん高く、上田は「第1戦はお互いに様子を見ていた部分もあったと思うんです。今は相手の力量、相手のパンチ力やスピードも分かっているでしょうから、ファーストラウンドからエンジン全開で、希望としてはハグラーとハーンズの試合（1985年4月に行われたマービン・ハグラーvs トーマス・ハーンズの試合。1ラウンド目から両者が激しく打ち合った伝説の名勝負）のような、ああいうファーストラウンドから始まる試合を期待したいですね」とボクシング通らしいコメント。
具志堅も「（同じ相手との）再戦は私も経験しましたけれど、2回目の時はいいファイトをすると思いますよ。今回はもう1ラウンドから、かなりの打ち合いをすると思いますね。会場ももっと燃えるんじゃないかな。前回よりもうわーっと行くと思いますね」と予想し、「僕は中盤ぐらいで決まりそうな気がするけどね。カネロの方は、練習を見たら前回と違う。かなりトレーニングしていると思いますよ。カネロが前に出ていけばチャンスがあるんじゃないですかね」と、番組内のVTRを分析しカネロ優位の印象を語った。
“拳女子”となった板野は「お2人とも1年かけてこの試合に持ってきたということなので、凄い試合が見られるんじゃないかと期待しています。どっちっていうのはわからないですけど、具志堅さんがおっしゃる通り、カネロさんの練習風景はすごかったと思います」と、ワクワクしながら語ってくれた。
ボクシングファンにも、初心者にも、また“拳女子”を目指すにも、ボクシングの魅力が詰まった一戦が見られそうだ。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
「ボクシング世紀の一戦“ゴロフキンvsカネロII”完全ガイド」
9/10（月）夜11:00 無料放送 WOWOWプライム
「ボクシング世紀の一戦まであと少し！“ゴロフキンvsカネロII”直前スペシャル」
9/16（日）朝10:00 WOWOWプライム
「生中継！エキサイトマッチスペシャル 因縁のリマッチ！ゴロフキンvsカネロ」
9/16（日）朝11:00 WOWOWプライム
