井浦新「この夏はとにかく走りました」 “ケンカツ”での撮影を振り返る
井浦新「這いつくばってでも生きる姿は美しい」
また、主演の吉岡について「最初から元気に、気を張って『座長として頑張るぞ!』という心意気は感じていましたし、頑張り過ぎているからこそ心配もあったんですが、今でも(その姿勢を)貫き通せています。
だからこのまま走っていける気概のある方なんだなと思いました。ラストスパートまで集中力が欠けないように、最後まで走り抜けていってほしいなと、そういう体育会系の気持ちでいます。それはきっと彼女の潜在能力が高く、どんどん伸びる人だからこそ!」と話す。
さらに、ラストスパートでの見どころについて、「(えみるの)一生懸命さが通用しなさそうなケースに対して、ケースワーカーの仕事がどこまで届くのかというのが、9話、10話の面白さです」と語る。
そして、最後には「このドラマを通して、ケースワーカーという仕事を知ってほしい、生活保護とは何なのかとかを知るきっかっけになればいいと思う反面、ケースワーカーが頭を悩ますほどのケースを生む、受給者の生き様もちゃんと描かれています。
生きることは大変。それでも這いつくばってでも生きる姿というのは、やっぱり美しいなと思うんです。人間が生きていることって、どんなケースがあったとしても“小さな光がキラキラ輝いているなぁ”って。
誰にでも可能性というものはあるんだなと感じるし、そういうものが世の中に広がっていけば幸いだなと思います」と、本作を通し視聴者へアピールした。
9月11日(火)放送の第9話では、えみると松本まりか演じる育児放棄の母親が対峙する他、半田の過去も描かれる。
毎週火曜夜9:00-9:54
フジテレビ系にて放送
【公式HP】https://www.ktv.jp/kbss/index.html
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