――お気に入りのシーンを教えてください。
第2話でホテルのシーンがあるんですけど、そこで鹿子が少し酔って、加賀屋に対して初めて面と向かって口を開くんです。その時の彼女の何とも言えない色っぽさと少女らしいつぶらな瞳と、挑戦的な姿が、すごくドキドキさせられるんですよ。普段、「ああ、どうしよう」ってなっている子が、いきなりガラリと変わる瞬間、すごく好きです。
「文学処女なめんな」っていう鹿子のせりふがあるんですが、そこもすごく好き。「本と恋愛している自分の感情をなめんな」という鹿子の芯の強さ、強く握ったこぶしのようなものが見えるんです。
――最後にドラマの見どころをお願いします!
少女漫画でしか描けないキュンキュンや、誰もが心躍る瞬間っていうものがたくさんちりばめられているドラマです。しっかりとした土台の物語があるので、見れば見るほどキャラクターたちがすごく愛おしくなっていくし、ロマンチックなシーンとリアリティーのあるシーンがすごくいいバランスになっています。その中に、鹿子のファンタジックでセクシーなシーンもスパイス的に入ってくるので、笑って感動してキュンキュンする、そんないろんな感情を引き出してくれると思います。
ぜひ楽しみに見ていただければと思います!