テレビ東京が来年1月2日(日)に7時間放送する新春ワイド時代劇「戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち」(仮)で、高橋克典が時代劇に初めて主演することが決定した。
同ドラマは、嶋津義忠氏の著書「竹中半兵衛と黒田官兵衛」が原作。羽柴(豊臣)秀吉が天下を統一する時に活躍した希代の軍師・竹中半兵衛と黒田官兵衛の2人の活躍を描く歴史大作。高橋は、秀吉が最も頼りにし、最も恐れたといわれている黒田官兵衛を演じる。そして、天才的な頭脳で秀吉の天下取りの前半を支えた竹中半兵衛を山本耕史、秀吉を西田敏行が演じることもわかった。
時代劇の初主演に挑む高橋は、「時代劇は人間と人間、男と男の関係性や、それぞれが持っている“大志”のようなものが現代劇よりもハッキリとした形で作品にぶつけられているような気がします。それこそが役者にとって闘いになると思いますが、とても楽しみです。僕は時代劇に関してはまったくの“新人”なので、自分にできる範囲で演じていきたいです」と抱負を語った。役作りに関しては、「とにかくやってみないと分からないというのが正直な気持ちです。準備をし過ぎてしまうと自分の枠を超えなくなってしまうし、初めてなのでそれだけの引き出しもないので、とにかく飛び込んでみようかなと思っています」と戸惑いながらも、意気込みは十分の様子。
高橋と初共演となる山本は、「多くの作品に出演し、さまざまな役柄を演じている高橋克典さんと共演させていただくのは初めてなので、京都の(撮影)現場でご一緒できることを今からとても楽しみにしています」と期待を寄せた。さらに、「これまでいくつか時代劇作品に出演させていただきましたが、今回演じる竹中半兵衛という人物には、台本を読んで大変興味を持ちました。半兵衛は軍師として活躍し、戦国乱世を一陣の風のように駆け抜け、“信義”を重んじた大きな人物なので、しっかりと演じたいと思います」と気合いを語った。
2011年1月2日(日)放送時間未定 テレビ東京系で放送
※2部構成、7時間放送