10月6日(土)から、日本テレビ開局65周年記念舞台「魔界転生(まかいてんしょう)」が上演される。本作は1967年に「おぼろ忍法帖」として単行本化された山田風太郎の伝奇小説。これまで、映画、舞台、アニメ、ゲームなどさまざまなジャンルでリメークされてきた。
天草四郎没後380年を迎えた今年、演出・堤幸彦×脚本・マキノノゾミの強力タッグにより、新たな「魔界転生」が生み出される!
「ザテレビジョン」では、主演で柳生十兵衛役の上川隆也と魔界の力を借りて現世によみがえる天草四郎役の溝端淳平にインタビューを行い、役に対する思いなどを聞いた。
――これまで、終戦記念ドラマ「命ある限り戦え そして生き抜くんだ」(2014年、フジテレビ系)などで何回か共演されていますが、お互いの印象はいかがですか?
上川:舞台は今回が初共演ですが、溝端くんは芯の強い、ブレないいい男だと思っております。
溝端:上川さんはお芝居はもちろん、それ以外でも引っ張っていってくださるし、優しく包み込んでくださる。現場ですごく人の空気を察してくださるので、後輩としてはそこまで気を使わせて申し訳ない気持ちがあります。
上川:(引っ張っている)自覚ないです(笑)。
――天草四郎は魔界からやってくる役ですが…。
上川:これまで「魔界転生」はいろいろな形で映像化や舞台化されていますが、人ではなくなった天草四郎という男が原作通りに描かれたことはないんです。なので、今回はどのような形で、魔の技を駆使する天草四郎と人である柳生十兵衛が相対するかは、僕はもちろん溝端くんもまだ知り得ない領域にあるので、今は未知数としか…(苦笑)。
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