そんな中、柳原は「キャリアを重ねていって、舞台に出るのが恥ずかしいとか飽きたりとかそういう時期とかはあんまりなかったですか?」と鶴瓶に相談。
「いや、それはないな。ないというか、落語始めたのが50歳の時やから、ずーっと稽古してんの、毎日稽古して飽きることはできない。やってなかったら怖い、中途半端に舞台に上がんのやったら怖い。飽きるぐらいの方がいい。それがずーっと続いたその次からすごい山来るよ」と鶴瓶はアドバイス。
そんな含蓄のあるお言葉に柳原は「いい話…」と号泣。「本当に(自分が)つまんなくて、つまんなくて、それがすごい自分の中でショックだった時期があったんですよ。子供の頃からお笑いが大好きで、稽古して稽古して一生懸命作ったのに、出たらあんまりいい空気じゃなくて、とことんつまんないと思っちゃって、それが何回か続いて」とたまりにたまった胸の内を明かした。
「つまんないことないよ、まだやってないねん」とお笑いの大先輩からの助言に、涙を拭いながら柳原は耳を傾けていた。
ネット上では「つまらなくないよー。大好きだよ」「おもしろくて やっぱり頭の回転が速いひとだな」「鶴瓶さんの『それはまだやってへんねん』沁みた」など、柳原にエールを送るコメントの他、鶴瓶の言葉に感動するメッセージも寄せられていた。
次回の「チマタの噺」は10月2日(火)深夜に放送予定。
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