芸人なら自由な発想で笑いをつくればいい 小波津正光<演芸集団FECリレー連載>

2018/10/10 04:00 配信

芸能一般

今年で25周年を迎える沖縄の芸能プロダクション「FECオフィス」。1993年に「演芸集団フリーエンジョイカンパニー」を旗揚げ。その後、2001年に山城智二を代表とした会社組織となり、現在は芸人50名が在籍、舞台、テレビ、ラジオ、イベントで活躍する。今回は所属芸人4人にインタビューを行い、毎週水曜にリレー形式で掲載。

2回目は、県内各地で常に満席を作る人気舞台「お笑い米軍基地」で脚本・演出を手掛ける “まーちゃん”こと小波津正光。学生時代のエピソードや「お笑い米軍基地」誕生のきっかけ、芸人としての目標を聞いた。

言葉や日常生活、“沖縄色”を出しても笑いは生まれる

1974年、沖縄県那覇市に生まれた小波津。小学生の頃は「オレたちひょうきん族」、「夕焼けニャンニャン」の全盛期で、ローカルテレビも全国を真似た演出で標準語を使うのが当たり前だった。しかし、ラジオでDJの高良茂が地元のネタを、沖縄言葉と標準語をミックスした若者言葉で話すのを聞いて衝撃を受ける。「沖縄の言葉で地元を題材にしてもこんなに面白いんだ」その時の感動が、芸人としてのベースとなっていく。

やがて県内の高校へ進学。3年生の頃、ラジオから流れる1~2分の短い漫才に強く引き付けられた。

「先代のFEC社長、山城達樹のコンビ・ファニーズが大学生の頃、名前を明かさずに漫才をやっていた。当時は誰か分からなかったけど、すごく面白くて。毎日カセットテープに録音して聞いていた」

ある日、街で偶然ファニーズが出演するライブ告知のポスターを目にする。

「絶対この人たちがラジオの人だと思ったから、すぐに日時と場所を確認してライブを観に行った。当時のFECは大学のサークルだったから、年の近いお兄ちゃんが何組か出ていた。みんな沖縄のことを分かりやすく切り取って笑いにしていたのが面白くて、すごく共感できた」

沖縄の基地問題に対する本土の無関心に怒り (2/2)

「お笑い劇場特別版」
10月20日(土)
会場:那覇市ぶんかテンブス館4F テンブスホール
18:00会場/18:30開演
<チケット料金>
一般   :前売 2000円/当日2500円
高校生以下:前売 1500円/当日2000円

「演芸集団FEC 25周年祭」
11月4日(日)
会場:宜野湾海浜公園屋外劇場
13:00開場/14:00開演(夕方終演予定)
※入場無料

問い合わせ・予約:TEL 098-869-9505 (FECオフィス 平日10時~19時)
FECホームページ:http://www.fec.okinawa/