また、長谷川の関西弁の“ヘタさ”も話題を呼んだ。
「渡辺さんでっか?たちばな工房の、立花だす」と“エセ関西弁”も高らかに登場した初回を見た視聴者からは「ハセヒロの関西弁が胡散臭い(笑)」「イラっとくるヘタさ」といった声も上がったが、第2回では「僕の大阪弁はあいかわらず気色悪いか?」と肩を落とす萬平が描かれた。
実は関西出身ではない萬平が営業のため、聞きかじりの大阪弁をしゃべっていた――このことがタネ明かしされると、視聴者からは一転、「関西弁ヘタなのはわざとだったのか!納得」「ヘタさが絶妙すぎる」「長谷川さん、関西弁へタで腹立つなんて言ってゴメン」「ホンマ良い感じにヘタクソやな!」「ネイティブがイラっとするタイプのヘタさww」と評価の声が上がっている。
番組スタート前のPR番組「もうすぐ!連続テレビ小説『まんぷく』」の中で、台本のト書きに“ヘタクソな関西弁をしゃべる”と書かれていることを明かした長谷川。
番組の中で「ヘタクソな関西弁というと、どういう風にしゃべったらいいかすごく難しくて。『なんか腹立つわ~』とか言われそうな気がするんですよ」と不安な表情を浮かべつつ、「でも萬平は一生懸命、その方と親しくなるために営業トークとして関西弁を使っていると。そしてそれが通用しないから落ち込んでいるということを前提に見ていただけると嬉しいなと思っています」とコメントしていたが、序盤の登場シーンは思い描いた通りの仕上がりになったようだ。
2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合ほか)の主演も決まっている長谷川は、ドラマ「鈴木先生」(2011年、テレビ東京系ほか)や「デート~恋とはどんなものかしら~」(2015年、フジテレビ系)などで、真面目なキャラクターで視聴者をおおいに笑わせてきたコメディセンスの持ち主でもある実力者。しゃれた丸メガネ姿に加え、視聴者の予想を上回る“ヘタさ”を再現した彼の関西弁も、ドラマを盛り上げるエッセンスとなりそうだ。
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