ミュージカル俳優たちが異例の“公開ゲネプロ”で一夜限り夢の共演！放送前にちょい見せ
“今回限り”のスペシャルなコラボ続々！
そんな楽しく騒がしいコメディドラマパートの後は、数々の名作ミュージカルの舞台に立ってきた面々が素晴らしい歌声を披露してくれる。
進行は福田監督、渡辺、川久保が務めることになり、「(コメディドラマパートは)リハで15分だったものが30分になって押してます(笑)」という福田監督のまさかの発言からスタート。さらに、今回の“公開ゲネプロ”に出演者が決まったのが実は本番の2日前で、そこから台本を書いたということも明かした。
福田監督は曲フリのたびに「これはヤバイね！」とテンションをあげながら、次は何を歌うのか明かさないまま進めていくことに。曲と曲の合間には3人の進行で、歌った感想や舞台出演当時の裏話なども語られた。
グングンと期待値が上がっていく中、舞台が暗転、生バンドが奏でる美しいイントロが流れてくると観客の興奮を抑えた小さな歓喜の声が聞こえてくる。
井上と浦井健治によるミュージカル『二都物語』(2013年)の「いまは子どものままで」では、ずっと再演が望まれる名作で共演した2人の久々のデュエットを喜び、イントロが流れ始めると共に自然と観客から拍手が起きていた。
美しいハーモニーで2人が名曲を歌い上げると、そこに進行役の3人が登場。福田監督は「ギャー！！！！」とハイテンションで舞台袖から飛び出し、浦井と熱烈ハグを何回も交わしていた。
また、井上によるミュージカル『モーツァルト！』(2002年ほか)の「僕こそ音楽」では、渡辺が舞台の袖ギリギリのところで聴き入り井上の大ファンっぷりを発揮する場面も。福田監督にそのことを突っ込まれると、渡辺は「常に歌う芳雄さんを見ていたいんです」と真っすぐな瞳で訴え、井上が照れ笑いしていた。
その他にも、『ウィキッド』の「二人は永遠に」で濱田と柿澤が、『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」で濱田、城田が素晴らしいハーモニーを披露し、ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』(2016年、2018年)の「サ・イラ・モナムール」では、加藤和樹が歌い、相葉裕樹と愛原がスペシャルなダンスを披露するなどこの番組ならではの組み合わせも。
そして、特に“今夜しかありえない”という組み合わせで盛り上がったのが、過去同作に出演している城田、浦井、加藤、川久保の4人での歌唱披露となったミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』の「世界の王」だった。
「なんでここにいるのか分からない」と自分で言うほどド緊張していた川久保は恐縮しながらもスタンバイに入り、3人と共に勢いよく登場。
歌う城田に浦井が無邪気に絡みに行ったり、曲が始まってからも緊張の様子を見せる川久保のソロを城田、浦井、加藤が優しく見守ったりと、終始楽しそうに仲良さそうに歌う様子に客席からも軽快な手拍子が送られ、大盛り上がりで歌い上げた。
そして、ミュージカル『エリザベート』の「闇が広がる」では、井上と城田の絶対に見ることのできない組み合わせの“井上ルドルフ”と“城田トート”に大歓声と鳴りやまない拍手が。井上は「楽しかった！」とこれまた満足そうな満開笑顔を見せていた。
10月27日(土)、11月24日(土) 深夜0：00
WOWOWプライムにて2ヶ月連続放送
※10月は60分の拡大版にて放送
◆コメディドラマ
出演＝井上芳雄 / 愛原実花、柿澤勇人、川久保拓司、城田優、橋本さとし、濱田めぐみ、渡辺麻友(50音順)
◆トークショー
司会＝福田雄一
出演＝井上芳雄/相葉裕樹、愛原実花、浦井健治、柿澤勇人、加藤和樹、川久保拓司、城田優、橋本さとし、濱田めぐみ、渡辺麻友 (50音順)
◆ミュージックショー ※2回に分けて放送予定
M1：二都物語より「いまは子どものままで」井上芳雄、浦井健治
M2：モーツァルト！より「僕こそ音楽」井上芳雄
M3：1789 -バスティーユの恋人たち-より「サ・イラ・モナムール」加藤和樹、相葉裕樹、愛原実花
M4：ウィキッドより「二人は永遠に」濱田めぐみ、柿澤勇人
M5：アラジンより「ホール・ニュー・ワールド」濱田めぐみ、城田優
M6：ロミオ＆ジュリエットより「世界の王」 城田優、浦井健治、加藤和樹、川久保拓司
M7：エリザベートより「闇が広がる」井上芳雄、城田優
M8：レ・ミゼラブルより「民衆の歌」井上芳雄/相葉裕樹、愛原実花、浦井健治、柿澤勇人、加藤和樹、川久保拓司、城田優、橋本さとし、濱田めぐみ、渡辺麻友(50音順)
