3億円の使い道は人ぞれぞれだったが、「3億円を堅実に使いそうな人」を全員で指を差してもらったら、高橋を除く全員が高橋を指名する結果に。
佐藤「すごい、満場一致(笑)。一生さんは誰を差したんですか?」
高橋「僕は黒木華さん。黒木さんには堅実なイメージがあるので。ムダ使いしそうになったら、『それは本当に必要なの?』と注意してくれそうです」
佐藤「でも、結果は一生さんがぶっちぎりの1位獲得でしたね(笑)」
北村「だって、一生君は買うものといっても、自転車ぐらいでしょ(笑)?」
高橋「やめてください、恥ずかしいじゃないですか。しかも、本当のことだし(笑)」
北村「物欲がなさそうだもんね」
藤原「僕も単なるイメージですけど、一生さんは正しくお金を使ってくれそう」
沢尻「自分のためじゃなく、ちゃんと誰かのためにお金を使ってくれそうな感じがしますよね」
池田「逆に、堅実にお金を使わない高橋さんを想像したくないです(笑)」
黒木「私もみなさんと同意見で、お金の使い道をきちんと知ってそうだから」
佐藤「たしかに。一生さんは石橋を叩いて歩くタイプに見えるし、正しい知識を持って3億円を使いこなしてくれそうな気がしますよね」
高橋「いや、僕は石橋を叩いて壊すタイプです(笑)」
藤原「でも、意外と堅実なのは健くんかもね」
沢尻「全額貯金してそうですよね(笑)」
佐藤「僕は3億円を元手にお金を増やします!」
藤原「投資ね(笑)」
3億円を持って失踪した親友の九十九を探すため、彼と一緒に会社を立ち上げていた3人の億万長者(沢尻、北村、藤原)に会っていく一男。そこでさまざまなお金に対する考えや価値観に触れていき、一男と共に観ている側の価値観も揺さぶられていく。
池田「私はもともと時代と共に人間がお金とどう接してきたのかを研究するのが好きだったので、この映画を通して、人がお金という圧倒的な存在を前にしたとき、どう翻弄されていくのかを知ることができました」
沢尻「私はお金に縛られて生きたくないので、特に自分の中の価値観が変わったとかはないですね。お金はあればあるでいいし、なければないで、ないなりにやっていけると思っているし、自分が大切にしているのはお金では買えないものなので。だから、この映画を見て、意外とお金に縛られている人が多いんだなと思いました」
北村「僕もお金に対する価値観は変わらないな。でも、この仕事(俳優)をしている人で、お金に興味がある人は少ないんじゃないかな。すごいお金を持っている人を目の前にしても、そんなにうらやましいと思わないから」
沢尻「わかります!」
北村「自分の好きなことを仕事にしていること自体が幸せなので、そんなにお金に対して興味がないんだよね。といいつつ、先週、スクラッチの宝くじを買いましたけど(笑)」
沢尻「買ってるじゃないですか(笑)」
北村「この映画のことを思い出して、試しに買ってみたら、1400円当たりました(笑)」
高橋「そういう欲のない人の方が当たるんでしょうね(笑)」
北村「スクラッチ、面白いよ。その場で当選が分かるから」
藤原「僕も宝くじは買ったことがあります。でも、お金が欲しくて買うのではなく、夢を買っているようなものですよね。お金に関しては、ないよりあった方がいいと思うけど、そこまで執着する気はないかな」
黒木「私もそうですね。持っている人が使えばいいと思うし」
佐藤「さっき北村さんがおっしゃっていた『この仕事をしている人はお金に興味のある人が少ない』というのは、まさにその通りだと思います。やりたいことをやれる人生こそが幸せですからね。とはいえ、僕はお金はたくさんほしいと思っていて。それは大金を持ったことがないからで、見たことのない風景を見てみたいからなんですけどね」
高橋「僕も北村さんと健くんの意見に同意します。お金を稼ぐ効率を考えたら、もっと違う仕事があるはずだから。好きなことで生活できるというのは幸せなことだと思うし、それを選んだ人たちですから。僕自身もお金に対する執着はそんなになく、お金は入ってきたら使わないとよどんでしまうものだと思うので、欲しいものは買うようにしています」
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