中川大志が“学園モノの先輩”小池徹平に学ぶ! 「当時は現場がギラギラしてたから…」【中川大志連載】
中川が語る今の現場「みんな負けたくないという気持ちはあると思う」
その後、トークは座長としての振る舞いの話題に。主演として「これまで見てきた先輩方の立ち居振る舞いや、キャストやスタッフへの接し方をまねしている」と振り返る中川に、小池は「僕が初主演させてもらったころは今の大志と2歳しか変わらないけど、そんな余裕なかったよ(笑)」と優しく声を掛ける。
すると中川は、テレビ越しに見ていた頃の小池の姿を思い出し、「そういえば徹平さん、当時は学園ドラマにもいろいろ出ていらっしゃいましたよね。『WATER BOYS2』(2004年フジテレビ系)とか、みんなで一つのことを成し遂げる姿が泣けました。今も当時の出演者で集まったりするんですか?」と質問。
「少人数で集まることはあるよ」と答えた小池は、「大人になって、より仲良くなって。今の関係性なら、現場がもっと楽しかっただろうなって思う」としみじみ。さらに、「やっぱりその頃は現場がギラついていたから(笑)、いかに目立つか、爪痕を残すかを考えたんじゃないかな。横一列に並ぶシーンも、1秒でも映りたいから少しでも前に出ようとしたり」と当時の雰囲気を思い出した様子。
それを聞いた中川は、「今とは空気が違ったんでしょうね。でも、分かりやすくギラついている子はあまりいないけど、みんな負けたくないっていう気持ちはあると思うんですよ。きっと、根本的な部分は変わらないのかなって」と、変わらない若手俳優たちの熱い思いを語っていた。