佐藤健×高橋一生、2人でモロッコで迷子になりかけ「心細さがハンパなかった」
どう思うかはその人に対する信頼度によって変わる
九十九に3億円を持ち逃げされてもなお、彼のことを信じている一男。二人にはそこまで信じられる男友達はいるだろうか。
高橋「何人かいます。中学、高校の友達や20代の中ごろに出会った友人。ただ、もしお金を持っていかれてしまったとしても、そのときに相手が普段何を考えていたのかを思い出すだろうと思います。普段つき合っているときに知性みたいなものや、均整みたいなものが感じられる相手なら信じられる。それこそ、何か意味があるはずだと思えるのが友情だと思うので」
佐藤「あいつ、持って逃げやがったなと思うのか、何か事情があるんじゃないかと思うのかは、その人に対する信頼度によって変わりますよね。それ以上に、相手がどういう状況だったのか、どういう環境の中にいたのかが重要だと思うので、一概には言えませんが、一男も九十九を信じたいと思っている一方で、億万長者だと思っていた九十九が実はお金に困っていたらどうしようと不安になったりもしているんだと思います。だから、シンプルにこういう人だから絶対に信じられるというのはないんじゃないかな。人間関係って、そういうものですからね」