話題の“ドクター芸人”しゅんしゅんクリニックP「お笑いの闘技場で“もがくさま”を見てほしい」
フジテレビ系で放送中のバラエティー番組「さんまのお笑い向上委員会」(毎週土曜夜11:10‐11:40)。“向上長”ことMCの明石家さんまをはじめ、多数の芸人が一堂に会し、ゲストの“向上芸人”が次のステージに進めるよう、クロストークを繰り広げていく。
多くの実力派芸人たちが出演し、“お笑い界の戦場”とも呼ばれる同番組で、“モニター横芸人”として話題を集めているのが、ピン芸人のしゅんしゅんクリニックPだ。現役医師でもあり、“医師あるある”のリズムネタを持つしゅんしゅんクリニックPは、今年7月の初登場以降、数々のさんまのムチャ振りに応えるなど、プチブレイク中である。
ザテレビジョンでは、収録前のしゅんしゅんクリニックPにインタビューを実施。モニター横から見た収録の様子や、自身の今後の目標などを聞いた。
どの現場よりも一番怖い場所
――初めて出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?
初めにスケジュールを見たときは、オーディションが入ったのかと思いました。本編に出られるとは全然思ってなくて、オーディションを受けるつもりで行ったら、すでに出演が決まっていて、「これはヤバいな」と思いました。「ヤバい」っていうのは、どっちかというと「太刀打ちできるのかな?」という気持ち。先輩たちが出演して散っていった姿をよく見ていたので(笑)、これはちょっと頑張らないとまずいなと。なので、どっちかというとうれしいという気持ちより、プレッシャーの方が強かったです。
――この番組は、芸人さんたちの間では“戦場”と呼ばれているそうですが。
そうですね。本当のコロシアムっていうか、地下闘技場っていう感じです。今まで経験したどの現場よりも一番怖い場所です。
――現場の雰囲気も闘志あふれる感じなんですか?
本当にそうです。最初は本当に緊張していて…実際、ひな壇で出られている大先輩の方々ですら、結構緊張しているっていうお話も聞いていて。本当にあのレベルの方たちが緊張するぐらいの、お笑いの戦場のような雰囲気があります。下手なことやったら、本当に死ぬなっていう(笑)。失敗したり、嫌われたりしたらどうしようっていう気持ちが出てしまいますね。
――収録は気力も体力もかなり消耗しそうですね。
はい、収録が終わるとめちゃくちゃぐったりします(笑)。本当に、立っているだけでも緊張するし、汗かくし。「ドクター!」っていう合図の声が掛かったら、すぐ行かなくちゃいけないので、どういう症状をネタにするかを常に考えてます。特に誰かがスベりそうになったら、「そろそろ来るぞ」って(笑)。
前にホリケン(堀内健)さんが、ドクターやっているときにいきなり「おい、何してるんだ! 人が死にそうなときに!」って言いながら襲い掛かってきて、パニックになっちゃったんですよ。本当に怖くて、パニックで頻脈になっちゃって(笑)。収録の後、すごく反省しました。だから今度そういう感じになったときは、もっと頑張って、頻脈は抑えようと思います(笑)。ホリケンさんにリベンジしたいですね。
――初めて収録に参加したとき、さんまさんにどんな印象を持ちましたか?
さんまさんはすごく優しいと思いました。誰かがスベったり、僕らが失敗したりしても、最後まで笑いにつなげてくれる、優しい先輩です。もちろんお笑いの面では怖いんですけど、その点僕らはとにかく思い切りやれるので。
毎週土曜夜11:00-11:40
フジテレビ系で放送
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