――客席が360°回転する最新鋭の劇場に立つということに対してはどんな思いがありますか?
長澤:稽古は進んでいますが、まだステージアラウンドに立つという実感は湧いていないですね…。
それとは関係ないのですが、アメリカのロサンゼルスにあるユニバーサルスタジオ・ハリウッドに内をバスで巡るスタジオツアーがあって、変な暗闇の倉庫に入れられて、周りが全部映像でキングコングが襲いかかってくるという演出があるんですけど、それをすごく思い出したんです!
浦井:どういうこと?(笑)
長澤:それがすごいおもしろくて!! 似てるの、すごく!
浦井:似てるのね、キングコングに似てるの?
長澤:キングコングが急に襲いかかってきて! くしゃみをすると水がファーって飛んできて…。
乗っているバスをグワングワン揺らしたりするプロジェクションマッピングのあるアトラクションなんです。
浦井:体感型の!
長澤:体感型の劇場だから…。舞台を観に行くという感覚よりは、遊びに来る感覚で観てもらいたいなっていう思いです。
ね、キングコング面白いからいつか乗って!
浦井:わかった、わかった(笑)。
――浦井さんはいかがですか?
ステージアラウンドはアジアでここでしか味わえない。さらに「メタルマクベス」は劇団☆新感線の真骨頂の作品だし、これだけのメンバーが揃っている。絶対に損はないです。
そして長澤さんの言う「アトラクションに乗っているような感覚」というのは本当にその通り。
ある意味ではその客席の動きに気をとられて役者に目がいかなくなったりするかもしれないけれど、自分たちは舞台という空間をどう埋めるかを必死にくらいついて稽古しています。だからそれも全て含めて楽しんでいただければいいですね。
もう遊園地に来た感じで!
長澤:学生さんとかに来てほしいよね! 若い人たちに楽しんでほしいな。
浦井:あとデートでもありかも! 普段舞台をご覧にならない男性の方でも楽しめると思います!
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