経済評論家の伊藤洋一氏と梶原麻莉子が司会を務め、BSジャパンで毎週金曜に放送中の「世の中進歩堂」が、27日(金)に放送100回を突破。それを記念し、伊藤氏が収録後に取材に応じた。
’08年10月に放送がスタートした同番組は、日常生活の進歩に目を向け、現在のテクノロジーの進化を分かりやすく、そして楽しく見ながら理解し、近未来の姿を予測するもの。さらに、暮らしや経済が新しいテクノロジーによりどう変化していくのかを考える情報番組だ。
100回目の放送を迎えたことについて伊藤氏は、「BSでいくつか番組をやってきましたが、100回を迎えたのはこの番組が初めてなんです。視聴者の方が次の世の中に興味があって、それに応えられたからここまで続いたのかなと思っています」と感想を語った。
思い出に残っている発明品については、「シート状の細胞を障害のある部位に張り付けるだけで、組織や臓器の機能を回復できるという『細胞シート』は印象に残っています。ほかにもありますが、今まで自分が知らなかったテクノロジーが知れたことがよかったです」と振り返る。また、今後取り上げてみたいテクノロジーについては、「やっぱり生活を楽にしてくれるものに興味がありますね。テクノロジーって自分の生活のあらゆるところに存在しているので、“これをもう少しこうしたら楽になるのに”ってものに目を付けた番組を作っていきたいです」と意気込みを語った。
最後に「ちょっと難しく見える番組かもしれませんけど、これからはもっと身近なテクノロジーも伝えていきます。経済を変えるのはテクノロジーだし、技術は良い面も悪い面もあるけど使いこなしたら楽しいので、一緒にわくわくしていただければと思います」と視聴者へメッセージを送った。
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