モーニング娘。が主演を務め、ことし6月に公演された舞台「ファッショナブル」の打ち上げイベント「舞台『ファッショナブル』大打ち上げ会」が25日、東京・赤坂BLITZで開催。同イベントの模様は、赤坂BLITZ入り口付近に設置されたモニターでの3D生中継も実施された。この中継では、TBSが総務省より割り当てられた「ホワイトスペース」を活用。地上波を使った3D放送としては世界初のもので、それに伴い、モーニング娘。が“3D大使”に任命され、イベント開催の前に記者会見が行われた。
高橋愛は「3D大使に任命されて、本当にうれしいです。実際に3Dを見たときは、すごくリアルな映像に感動しました。すごく楽しんで（3D大使の役割を）やりたいです」とコメント。続いて亀井絵里は、「ことしは“3D元年”といわれているそうなんですけど、皆さまにもわたしたちの魅力を3Dを通して立体的にお伝えしていけたらなと思います。3Dは、普通にテレビを見る世界とはガラッと違うので、この感覚を皆さんにも知ってもらいたいです」と意気込んだ。さらに、道重さゆみは、「わたしは超かわいいので、3Dで今まで以上にかわいさをお届けできたらなと思っています」とアピールした。
実際に3D映像を見た感想について、田中れいなは「3Dを体験してみて、ホラーを見るときに“超イイ”と思いました。すごくリアルに手とかが襲ってくる感じがして、より恐怖感を味わえると思うので、3Dでホラーを見たいです」と語った。また、リンリンは、「中華料理を3Dで見てみたいんです。おなかがすいたとき、（3Dで見たら）満腹になっちゃうのかなぁって気がして（笑）」と3D映像の楽しみ方を話した。
「3D映像で生かせるポーズは何か？」という質問に対して、道重は、「リアルなわたしたちをお届けできたらいいなと思うので、スカートとかひら～っとして、『あ、見えちゃう！ でも見えない！』みたいな、ドギマギ感をお届けできたらいいですね」とコメント。その場で一回転し、着ていたワンピースのスカートをひらりとさせて会場を沸かせた。
また、今回の「舞台『ファッショナブル』大打ち上げ会」は、J:COMオンデマンドで、9月2日（木）より3D映像で3カ月間、無料配信されることも発表された。