朝ドラ「ゲゲゲの女房」の妖怪“小豆洗い”の声で泉谷しげるが登場！
現在放送中のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」に、歌手・俳優として多方面で活躍する泉谷しげるが、妖怪「小豆洗い」の声優で登場することが発表された。
同作は、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげる氏の妻・武良布枝さんが執筆した自伝「ゲゲゲの女房」をドラマ化したもの。戦後間もない東京で生きる漫画家とその妻の、涙あり笑いありの家族の姿を描いている。
泉谷が声優を務める「小豆洗い」は、8月30日（月）から放送される第23週「妖怪はどこへ消えた？」で、9月3日（金）と4日（土）の2日にわたって登場し、水木氏（村井茂）を演じる向井理と共演する。
出演が決まった泉谷は「アニメーションの妖怪『小豆洗い』の声と聞いて驚いたよ。何考えているんだ！ ふざけんな！ みたいな（笑）。でも、水木さんの絵をもっと見てみたいというニーズが皆さんの中にあると思うから、声優としての出演は案外よかったかな。だからといって調子に乗ってこれからも誘わないように（笑）」と照れ隠しのコメントを。共演の向井について「向井君とはよく会っている仲なので、『今度出るよ』なんてうっかり言っちゃったような気もしないでもないな。『小豆洗いの声は誰がやるんだろう？』なんて楽しみにしていたらゴメンよ。おれだよ、おれ」とメッセージを送った。
また、同作について、「『ゲゲゲの女房』は漫画家さんたちの間でも相当見られているんじゃないですかね。昨年だったかな…、次の連続テレビ小説のタイトルが決まった時、知り合いの漫画家さんたちと『おっ！ 次はゲゲゲの女房だってよ！』とその場が沸き立ったことを思い出しますよ。僕もそうだけれど、みんな水木先生をとても尊敬しているんでしょうね。戦前・戦後の時代を体現することは難しい。諸先輩方はやはり大変な時代を経てきた人たちですから。今後も水木ご夫妻の青春時代や先輩たちの貴重な体験を共有しながら、ぜひ楽しんでいただきたいと思います」と作品に対する思いを語った。
同ドラマのチーフ・プロデューサーを務める谷口卓敬氏は「音楽界においてあまりにも巨大な存在である泉谷さんに今回ご参加いただき、本当にうれしく思います。妖怪『小豆洗い』がスランプに沈み込む茂に呼び掛ける言葉には、妖怪の世界からの痛切なメッセージが込められています。その言葉と声の説得力は、泉谷さんの声の力をもって初めて実現できるものです。泉谷さん対向井さん、妖怪対人間の迫真の名シーンにご注目ください」と見どころを語った。
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