水谷豊と反町隆史もビックリ!「相棒」の右京&亘がいつもの調子で「ドラえもん」に出演
「ボク、杉下右京~」アフレコ当日はおちゃ目な水谷の姿も!
収録当日、「相棒」の撮影を終えた後、疲れも見せずにさっそうとアフレコスタジオに登場した水谷と反町。ドラえもんスタッフは、少々緊張気味だったそうだが、水谷が「ボク、杉下右京~」とちゃめっ気たっぷりにドラえもんの物まねを披露して空気を温め、収録は和やかなムードでスタート。
2人は最初のリハーサルからアニメーションにピッタリ合った絶妙な掛け合いを見せ、これにはスタッフも仰天。2人は突然のアドリブ要請にも「OK!」と即座に応じ、切れ味鋭い右京と亘らしく鮮やかな手腕を発揮し、アフレコ終了後、スタジオは大拍手に包まれた。
「ぜひ保存版にしたい」と水谷も太鼓判!
――コラボを聞いたときの感想は?
水谷「いやぁ、ついに来ましたか、という感じでした。まさか、いや本当にまさか、『ドラえもん』にゲスト出演するなんて、想像すらしていなかったことですから(笑)、実現してビックリしました」
反町「僕たちがどんなふうに『ドラえもん』に出演するのか、すごく楽しみにしていたのですが、テレビの中に登場する、という設定がまたすごく面白いなと思いました。何より、僕自身が小さい頃から見ていたアニメなのでとてもうれしかったですね」
――「ドラえもん」という作品にはどんなイメージを持っていますか?
水谷「アニメ『ドラえもん』が始まったのは、僕が20代半ばの頃。そこから約40年という長い月日、変わらないでいられるのはすごいことですね。時代が変わると色あせたり、過去のものになってしまったりすることも多いですが、ドラえもんは今でもドラえもんであり続けている。そこが魅力的で素晴らしいなと思いますね」
反町「僕は小学5年ぐらいからアニメ『ドラえもん』を見ていましたが、“どこでもドア”と“タケコプター”がすごくほしかったんです。子供心に“こんなものがあったらスゴイな”と思っていたのですが、最近は技術の進歩でひみつ道具も実現しはじ
めていて、その現実にも驚きますね。あとは…実は、しずかちゃんがかわいくて大好きでした(笑)。うちの子供たちも『ドラえもん』は喜んで見ていましたし、夢を与えてくれる作品なので、親世代も楽しめるアニメだと思います」
右京さんの一番目につく顏のパーツは眉毛?
――アニメになった杉下右京・冠城亘のキャラクターを見て感想は?
水谷「ソリ(反町)が僕に『眉毛がそっくりですね』と言ってくるんですよ(笑)。僕って、こういう感じなのでしょうね。よく特徴をとらえてくださってうれしいです。ソリのキャラクターもハンサムだけど、ちょっと芯が太い感じですごくいいんじゃないかな。ぜひ保存版にしたいですね」
反町「アニメは人物を特徴的に描くので、右京さんはどこが一番、目につくのかなと思っていたら、眉毛でしたね(笑)。あと、2人の靴が大きくて丸くて、そこが『ドラえもん』らしいですね」
――アフレコに挑んだ感想は?
水谷「劇中劇でしたが、これをドラえもんたちが見るんだと、どこか思っていましたね。ドラえもんに見られても恥ずかしくない芝居をしたつもりです(笑)」
反町「水谷さんのおっしゃるとおり、2人とも、ドラえもんに向けてお芝居をしていたなと思います。杉下右京も冠城亘も、ドラえもんが見ていることを意識して演技をしました(笑)」