放送中のドラマ「黄昏流星群 ~人生折り返し、恋をした~」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)で、主人公・完治(佐々木蔵之介)の一人娘・美咲を演じる石川恋にインタビュー!
撮影を振り返り、作品や役についての思い、共演者とのエピソードなど語ってもらった。
“本当はこうなってほしい”っていう感情の裏返しなのかな
――美咲にどのような印象を持ちましたか?
最初はどうしてこんなに、お父さんに対して突っ込んだことを聞いたり、お母さんに対しても「それ、浮気じゃない?」とか、言いづらいことを言ったりするのかなって思ってしまいました。
少し生意気と言いますか、気が強い感じに映ってしまうんじゃないかなって。
でも、演じながらどんどん美咲の本音が見えてきて、お父さんに強く言うのは“本当はこうなってほしい”っていう感情の裏返しなのかなって。
ただ嫌だからその嫌な気持ちをぶつけてるわけではないんだな、というのが伝わってきましたし、それをお芝居でもちゃんと出せるように演じました。
――美咲に共感する部分はありますか?
お母さんに対して何でも話せるんだろうけど、お母さんが好き過ぎて、大事だからこそ言ったら悲しんでしまう、という気持ちを考えて、一番大事なことを最後まで隠していたりするので。
その気持ちはすごく分かります。やっぱり心配かけたくないし、私の場合は両親と離れて暮らしているからなおさら共感できます。