中村アン、ストイックな魅力で彩る「SUITS/スーツ」<プロデューサーに聞く(5)>
11月5日(月)に、織田裕二主演の“月9”ドラマ「SUITS/スーツ」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第5話が放送される。
アメリカの大ヒットドラマ「SUITS」を原作に、勝利のためには手段を選ばない弁護士・甲斐(織田)と驚異の記憶力を持つ青年・大輔(中島裕翔)が、さまざまな訴訟を解決へ導く痛快エンターテインメント弁護士ドラマだ。
ザテレビジョンでは、プロデューサー・後藤博幸氏にインタビューを実施!各話の見どころやキャラクターの魅力と共に、プロデューサーだからこそ知る裏話を紹介していく。
甲斐と大輔、描かれるそれぞれの絆
第4話では、大輔が真琴(新木優子)の協力を得ながら訴訟を解決するなど、徐々に弁護士業にも慣れてきた様子。甲斐も大輔をサポートするなど、二人の関係も軌道に乗ってきている。
そんな中、第5話では甲斐と大輔のそれぞれが、ある人物との“絆”と向き合うことに。
「甲斐は、自身の専属運転手・赤城達男(ブラザートム)が起こす交通事故を通して、かつての訴訟相手から復讐劇を仕掛けられてしまいます。このエピソードは、アメリカ版でもシーズン1の中盤で出てきますが、織田さんお気に入りの回です。特にラストシーンがお好きだそうです」
一方、大輔はついに悪友・遊星(磯村勇斗)と正面から向き合う時がやってくる。
「大輔は、甲斐から遊星との関係を断ち切るよう言われますが、なかなかそう簡単にはできません。とはいえ、今のままこの関係を続けるより、遊星に早く新しい人生を見つけてほしいという思いもあります」
また、小ネタとして、ある国民的な作品が作中に登場するそう。
「序盤に大輔と遊星のやり取りの中で、そして最後に甲斐と大輔の間でも登場します。アメリカ版では、有名映画のセリフを引用したしゃれた掛け合いがたびたび出てきますが、権利面等の事情もあり、日本版ではなかなか実現できませんでした。今回、やっと有名作品の引用を盛り込むことができたので、そこにも注目していただきたいです」