役所広司がドキュメンタリー取材に初挑戦!「これを逃すと一生できないと思った」

2010/09/02 05:00 配信

芸能一般

1年以上かけて三蔵法師の道をたどった役所広司

テレビ東京は8月31日、テレビ東京開局45周年記念番組「封印された三蔵法師の謎 シルクロード30,000キロに挑んだ男」の記者発表会見を開催。出演の役所広司が登場し、ナビゲーターを務める草なぎ剛がVTRでコメントを寄せた。

同番組は、西暦629年、国の禁忌を破って西へ旅に出た三蔵法師の旅した道のりをたどるドキュメンタリー番組。役所は、1年以上かけて世界7カ国を巡り、三蔵法師のたどった道を歩き、彼が求めたものや得ようとしたものは何なのか、多くの謎と三蔵法師の真実の姿に迫っている。

ドキュメンタリー取材初挑戦という役所は、「この旅のルートを見たとき、これを逃すと一生(この道のりを)たどることができないと思って(仕事を)受けました。プロデューサーから『ただ旅を楽しんでもらって、おいしいお酒を飲みましょう』と言われましたが、実際は過酷な旅で、だまされましたね(笑)」と、仕事を受けた経緯を明かした。さらに、「ドキュメンタリーって勤務時間(の区切り)がないんですよね。5、6時間の車移動のとき、寝たいけどいつカメラで写されるか分からなくて眠れなかった」と初のドキュメンタリー取材ならではの感想も語った。

また、番組ナビゲーターを務める草なぎからは、VTRで「役所さんが一番大変だったことは何ですか?」と質問が。役所は「涼しいスタジオで撮影した草なぎくんには分からないでしょうね(笑)」と冗談を交えつつも、「中国・天山のベデル峠越えが大変だった。車が次々(故障して)登れなくなりました。しかも、本当はもっとちゃんとした道があったのに、僕は過酷な方の道をどんどん進んでたみたいです」と苦難に満ちた撮影を振り返った。