矢部太郎、“婚活詐欺”の被害者役に「自分自身にも有り得るだろうな…」特別イラストも作成
11月22日(木)、29日(木)に放送される米倉涼子主演ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系)の第6・7話に、手塚治虫文化賞短編賞を受賞するなど漫画家としても活躍するカラテカ・矢部太郎がゲスト出演することが分かった。婚活詐欺の被害者・塩見一郎を演じる。
主演の米倉をはじめ、本作の出演者は矢部にとって初共演となるキャストばかり。
それもあり、最初はとても緊張していたそうだが「皆さん優しいし、撮影が始まったらリラックスできました。いつもは一人で漫画を描いていることが多いから、人といっぱい話せるのがうれしいです(笑)」と目を輝かせた。
中でも圧倒的オーラで、ひときわ矢部の目を引いたのは主演の米倉だったそう。
「米倉さんがめちゃめちゃカッコいいんですよ! 米倉さんが法廷にいるだけで『これはもう勝つな!』って思うくらいです。米倉さんに何か勧められたら、僕、すぐに買っちゃうと思います(笑)」と興奮冷めやらぬ様子で魅力を語った。
また、自身の役については「自分自身にもこういうことは有り得るだろうなと思いました。身近な人にも『こんな役で出演するんです』と伝えたら『役作りゼロでいけるね』と言われました」と笑顔を見せる矢部。
とはいえ、さすがに婚活詐欺に遭ったことはないそうだが、人のいい矢部は日頃から何かとだまされやすいようで「お茶をした女性から、有名なスポーツ選手が使っている高額の酸素カプセルを買わないかと持ちかけられたことはあります。
そのときは、僕はアスリートでもないし、そもそもお金もなかったので、必要ないなぁと思いまして…。幸い、契約には至らなかったんです。
ただ、もしお金があったら、相手にいい印象を与えたくて、契約しちゃったかもしれないです」と、苦笑いしながら振り返った。
そして見どころを「塩見さんは依頼者の中でも相当頼りない人だと思うんです。でも、そんな彼も裁判を通してどんどん成長し、自分の足で立ち上がっていくようになるので、ぜひ見守っていただきたいです」とアピールした。