失恋のショックは食べて忘れる! ドラマ24「忘却のサチコ」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか)が、テレビ東京系で放送中。高畑充希演じる幸子の食べっぷりと、真面目がゆえ時に暴走するシュールな行動が話題となっている。
今回、そんな幸子が教育係を任された“ゆとり世代”の後輩・小林役の葉山奨之にインタビュー。役柄や今後の見どころ、自身の“忘却法”などを語ってもらった。
“モンスター新人”からの成長に注目
――演じる小林は、葉山さん自身と近い年の役ですが、共感する点はありましたか?
僕も小林と同じく“ゆとり世代”です(笑)。“新入社員のモンスター”という強烈な役なので、ドラマスペシャルとは違う雰囲気を出せたらなと思って撮影に臨みました。
これまでいろんな役を演じさせていただきましたが、スーツを着るとビシっと背筋が伸びて、スーツからプレッシャーを感じて緊張します(笑)。同級生がことしサラリーマンになりましたが、僕からしたら毎日スーツを着ていてすごいです。
――社会人の友人に、役のために話を聞かれたりしたんでしょうか?
聞きました! 仕事は楽しいようですが、今の会社でやりたいことを見つけて、違う職に就きたいという考えを持っている友人がいました。小林はその考えと似ているのかも? “ゆとり世代”の考えは、独特で面白いなと思いました。
――小林を演じるに当たり、監督から受けた指示や逆に相談したことがあれば教えてください。
クランクイン前に山岸聖太監督から、「序盤と最終回で小林の変わり具合を明確にした方がいい」と言われました。僕も、“モンスター新人”からの成長が大事だと思っていたので、小林の格好いい部分を出せるよう、終盤は意識していました。