堤幸彦監督の話題作「十二人の死にたい子どもたち」のキャストが発表

2019年1月25日(金)に全国公開される、「SPEC」「イニシエーション・ラブ」の堤幸彦監督の最新作「十二人の死にたい子どもたち」。

ベストセラー作家・冲方丁の自身初となる現代サスペンスの傑作「十二人の死にたい子どもたち」の実写映画化で、公開の発表と顔を塗りつぶされたキャストのポスター画像、さらに衝撃的な映像が解禁されると、SNSなどで大きな期待と反響をみせていた。

そして、今回、「死にたい」と安楽死を志願する12人のキャストが発表された。

ポスターから顔を現したのは、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜という日本映画界が誇る若手超オールスターキャスト。さらに、堤監督から白羽の矢が止まったのは、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗といった将来有望な6人の俳優陣だ。そして1人、なおもニットとマスクを深く被って顔が見えない12人目のキャストが。その名は秋川莉胡ーー彼女は一体誰なのか。

また本予告も解禁となり、廃病院に集合した12人が、感情むき出しの演技バトルが繰り広げられている。12人の未成年の前に、想定外の13人目の死体が現れ、12人の中に殺人犯が⁉と全員が疑心暗鬼になるという衝撃的な内容だ。

ほか、主題歌がThe Royal Conceptの「On Our Way」に決定したことも発表された。本作の飯沼伸之Pは「われわれが映画で表現したかったもの、そのものを歌ってくれている。素晴らしい楽曲です」と語る。

キャスト陣は台本を読んだ感想を、「虚無感に襲われながらもどこかにある光を探し続けている自分がいました」(杉咲)、「新しい役柄で、人の闇を映し出す作品だと感じました」(新田)、「選択することの自由みたいなものを改めて考えました」(北村)、「衝撃的。SNSなどで知らない人とつながり、良い意味でも悪い意味でも影響されることのできる今だからこそ観てほしいと感じました」(高杉)、「これはある意味面白くなる作品になるのではと感じました」(黒島)と語っている。

平成最後の年の、平成で一番ヤバい日本映画の公開が待たれる。