11月25日(日)に第7話を迎えるが、これまでで印象に残っているシーンは?
「第5話の伊藤ちゃんと開久で東京者(中村倫也ほか)を追い掛けるシーンはヤンキードラマっぽくって最高でした! 大人数で走るってなかなかないですから。でも健太郎がいきなり本気の走りを見せて…速過ぎて少しイラッときましたね。こんなところで本気を出すなよ!!って(笑)。あと、第7話はかなり笑えるはず。三ちゃんと今井の“世界一ムダな戦い”を延々と放送しますから。地上波に乗せていいの?というような、視聴者が何を見せられているんだろう?とあきれる映像ばかり。みんな、ついてきてほしいです(笑)」
今井といえば、第4話をきっかけに人気が急上昇中だ。
「すごくカッコイイって言われていますね。第5、6話では今井はワンシーンしか出ていなかったので、どうも今井ロスが起きているみたいですよね…。今井は、本当にバカだけど一番おとこ気があって真っすぐで、ギャップがすごく魅力的。現場でも今井の人気はすごかった。ちなみに今井を演じている太賀は、放送前まではすごくビビっていたんです。でもこの間、監督とキャストでロケ地巡りをしたんですが、そこで『今井さんだ~!!』って囲まれて。こんなのは初めて~と喜びながら人気を実感していました。三ちゃんとしては少し嫉妬しちゃいましたが(笑)」
サブキャラにも注目が集まっていくのが福田監督作品ならでは。ちなみにどのキャラクターが好き?
「伊藤ちゃんかな。原作でも伊藤ちゃんが好きなんですよ。あの真っすぐさとか、何度でも立ち上がる感じがカッコイイと思います。あと、実は今井の子分の谷川(矢本悠馬)も好き。何だかんだ言いながら今井のためなら何でもやるという。あの2人の関係性が好きで、第4話はちょっと泣けちゃいました。ツッパリって何かかわいいんですよ。あんな格好をしているけれど、心の中はどこかピュアなところがあって。実はこのドラマのキモはそのピュアさにあって、そこが今の時代に響いているのかもしれないですね」
取材・文=玉置晴子
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