BiSH初の冠番組がスタート、過酷ロケを振り返り「人が苦しんでいるのは面白いなって」
6人組の“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが26日、初の冠番組「BiSHのキレッキレJAPAN」(12月3日(月)より毎週月曜日、Yahoo! JAPANアプリ、Yahoo! JAPANトップページ、動画配信サービスGYAO!にて配信)の制作発表会見を行った。
結成4年目となる今年は、横浜アリーナ公演を即日完売させ、第60回日本レコード大賞(TBS系)で新人賞にも選ばれるなど、勢いを見せたBiSH。同番組は、そんな彼女たちが時代の最先端を行く“キレッキレ”の場所、人、モノを体を張って徹底取材するバラエティー番組となっている。オールロケにてBiSH独自の目線で“日本の今”を伝え、取材後にはBiSHならではの感想をポエムで表現する。
アイナ・ジ・エンド、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコは静岡県戸田港で深海魚ハンターと共に深海魚漁に挑戦。漁の当日は船を出せるか分からないくらい海が荒れていたといい、アイナは「漁師さんってすごいんだなって思いました。足場も揺れてて、ハシヤスメとモモコはリバースして」とメンバーが船酔いでダウンしたことを明かした。
モモコは「普段から車でもブランコでも酔うタイプなので、人選ミス?(笑) 改めて地上で生きれることの素晴らしさを痛感したというか、毎日普通に歩けていることが幸せだなって思えるくらい、つらかったロケでした(笑)」と過酷さを振り返った。
セントチヒロ・チッチ、アユニ・D、リンリンは230種類もの動物がいる日本一の動物専門学校で動物飼育を体験。チッチは「カンガルーに初めて抱きついて、もう死ぬかもと思いました。BiSHをやってきて過酷なことが多かったんですけど、こんなに死ぬかもって1日で思ったことはなかったですね」、アユニは「動物は可愛いものだと思って今まで生きてきたけど、目の前にすると全部怖くて、愛とかは通じるのかもしれないですけど、私の言葉は通じないので何されるか分からなくて」と動物に直に接したときの恐怖を語った。
番組の見どころについてリンリンは「やってるときは辛かったんですけど、人が苦しんでいるのは面白いなって思いました」と説明。ハシヤスメは「BiSHは今まで素を見せることがあまりなかったので、それをこの番組で見せたらいいなと思います」と意気込みを語った。