又吉直樹が日常に潜む疑問をひもとく「又吉直樹のヘウレーカ!」(毎週水曜夜10:00-10:45、NHK Eテレ)。これまで、たくさんの専門家と共に数々の疑問と向き合ってきた又吉に直撃インタビューを敢行。前編では収録中のエピソードや、専門家との対話を通じて感じたことなどを聞いた。もはや哲学レベルの話に思わずうなってしまうこと間違いなし!
――2018年4月から「又吉直樹のヘウレーカ!」の放送が始まり、約8カ月が経ちましたが、番組の印象をお聞かせください。
前回の番組「オイコノミア」(2012年4月~2018年3月、NHK Eテレにて放送)では経済の目線から世の中のいろいろなことを解明していくという番組だったんですけど、「ヘウレーカ!」は数学だったり、物理学だったり、切り口が経済だけではなくなって。僕はもともと自分の知らないことを教えてもらうのが好きなので、番組の幅が広がったのは面白いですね。
――収録中の手応えはいかがでしょうか。特に印象に残っている放送はありますか?
毎回どれも印象に残っているんですけど…「植物はなぜスキマに生えるのか?」という回は面白かったです。まず、僕がずっと子供の頃から気になっていたことがテーマでしたし、番組を通して、隙間で生きている植物には、ちゃんとその植物なりの戦略が隠されていて、そこしか空いていなかったからというわけではない、ということが分かって。あと、その植物の戦略を自分の生活に置き換えて、隙間を狙っていくというのもアリかな、と思ったりしました。
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