10月9日(土)公開の映画「死刑台のエレベーター」で、テレビ東京オリジナルのCMを流すことが決定。13日、その公開ナレーション収録が行われ、同局の相内優香アナウンサー、秋元玲奈アナウンサー、大橋未歩アナウンサーが出席した。
本作は、ヌーベルバーグの鬼才ルイ・マル監督の同名デビュー作を世界で初めてリメークしたミステリー。大手企業の会長夫人・芽衣子(吉瀬美智子)は、愛人関係にある同社の社員・時籐(阿部寛)に夫を殺させようと計画を持ち掛ける。だが、計画実行後、時籐がエレベーターに閉じ込められるハプニングが発生。さらに、若い男女が引き起こすもう1つの殺人事件により、2人の運命の歯車が狂いだす。
CMは、予告映像にそれぞれのアナウンサーがオリジナルのナレーションを付けるというもの。映画のキーとなるせりふ“わたしを奪いなさい”を、締めの言葉として使うことだけが決められており、そのほかの部分は映画鑑賞後に各自が作成した力作ぞろい。マスコミを前にした収録を終えた大橋アナは、「無機質な会議室の中で赤いライトを浴びて、皆さんの前で“わたしを奪いなさい”と言うなんて。こんな恥ずかしい状況でそれを言い切れた自分に100点をあげてもいいんじゃないかと」と話し、自画自賛。
一方、相内アナは3人のナレーションを比べ、「わたしと秋元は物語を形にしたナレーションですが、大橋アナは主観による言葉で、やはり人生経験による言葉の重みですよね。大人の色気を感じました」と先輩の大橋アナを絶賛。秋元アナも「年の功ですね。まだまだ、相内とわたしはこれからです」と感想を。大人の貫禄(かんろく)を見せつけることとなった大橋アナは「30過ぎると、いろいろありますから(笑)。でも、2人の恋愛感を聞いていると“まだまだ青いな”って思いますね」と余裕の表情を見せた。
映画にちなみ「究極の愛とは何か?」と記者たちに聞かれると、大橋アナは「究極の愛を見つけたと思ったから結婚したのですが、その答えは簡単に見つからないですよね。最近は“許す”ということが愛だと思います」と意味深に(?)答えた。
今回ナレーションを収録したCMは、9月下旬からテレビ東京で放送される。
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