磯村勇斗は“うれしい発見”！　カメレオン俳優の魅力「SUITS/スーツ」＜プロデューサーに聞く(9)＞

12月3日(月)に、織田裕二主演の“月9”ドラマ「SUITS/スーツ」(毎週月曜夜9:00-9:54※12月3日(月)は夜9:00-10:09、フジテレビ系)の第9話が放送される。

アメリカの大ヒットドラマ「SUITS」を原作に、勝利のためには手段を選ばない弁護士・甲斐(織田)と驚異の記憶力を持つ青年・大輔(中島裕翔)が、さまざまな訴訟を解決へ導く痛快エンターテインメント弁護士ドラマだ。

ザテレビジョンでは、プロデューサー・後藤博幸氏にインタビューを実施！　各話の見どころやキャラクターの魅力とともに、プロデューサーだからこそ知る裏話を紹介していく。

もう一人の“経歴詐称”に、大輔は思わず…

前回放送の第8話では、砂里(今田美桜)が大輔に突然のキス。そしてそれを目撃してしまう真琴(新木優子)…という、視聴者も思わずあっと驚く展開となった。

三角関係で大きな変化が起きた大輔だが、第9話では仕事上でも大きく心を揺さぶられることに。

チカ(鈴木保奈美)の親友である「YURI綜合会計事務所」の所長・華村百合(石田ひかり)から、同事務所のエース会計士・大河原(西村まさ彦)を解雇したいとの相談が。その理由は、なんと大河原の“経歴詐称”だった。

「大河原の経歴詐称をめぐる解雇騒動で、大輔は『それはまるで自分のことじゃないか』と感じ、甲斐の忠告を無視して暴走してしまいます。冷静に考えれば、大河原と大輔はまったく別の境遇にあるわけで、大河原がばれてクビになったからといって自分もそうなるとは限りません」

「大輔は、この人を助けなければ自分も助からないと感じてしまっています。頭ではそうじゃないと分かっていても、心で共鳴してしまっている…そんな複雑な表情を、中島くんが絶妙に演じてくれています」