伊藤健太郎、ムロツヨシと“最強忍者コンビ”に「ムロさんとできてうれしかった」<忍べ!右左エ門>

2018/12/15 15:00 配信

ドラマ インタビュー

主人公たちに立ちはだかる“最強忍者衆”の日向と数馬を演じているムロツヨシと伊藤健太郎(C)NHK

12月19日(水)に、NHK総合にてスペシャルドラマ「LIFE!スペシャル 忍べ!右左エ門」(夜10:00-11:10)が放送される。

同作は、コント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」のスタッフ、キャスト陣が制作する時代劇で、「LIFE!」座長の内村光良が主演を務めている。

元忍者の右左エ門(内村)は、かつての忍者仲間の長次(古田新太)から、息子の序助(中川大志)の結婚相手・おこと(永野芽郁)の生き別れた父親(堤真一)捜しを依頼される。おことの父親が江戸城にとらわれていることをつきとめた右左エ門は、体を張って江戸城に潜入することに。そこで、城を守る現役忍者たちと戦い、父親救出に奔走する。

今回は、右左エ門たちに立ちはだかる“最強の忍者衆”である日向と数馬を演じるムロツヨシ伊藤健太郎による対談を行い、意外にも激しいアクションシーン撮影の裏側や、今作の見どころなどを語ってもらった。

しっかりとしたドラマなんだなという印象


――「LIFE!」がドラマを制作すると聞いたときにはどのように思いましたか?

ムロ:最初は「『LIFE!』で時代劇をやるのか」ということにびっくりしました。それに、結構コントの要素が多いのかなと思って台本を読んだら、しっかりとしたドラマなんだなという印象を受けました。

伊藤:僕は、以前「LIFE!」のコント(7月13日放送「名物 極厚ステーキ」)に出演させていただいた時に、結構体を張ったボケをやる役で…。

ムロ:そのコントには僕も出ていたんですけど、あれはすごかったよね。初めての出演で、あのボケをやるのは大変だなって思った!

伊藤:そうみたいなんです(笑)。それで、今回も出演させていただけると聞いた時はすごくうれしかったです。キャストの方々を見たときには、先輩方しかいなかったので、ちょっとビビったんですけど、そんな中で出させていただけるのは光栄だなと思いました。

――コントとドラマの撮影現場の雰囲気は違いますか?

ムロ:堤さんと古田さんという、いつものコントのメンバーとは違う色で、経験値のある格好良い先輩方がきたことで、内村さんもちょっと雰囲気が変わったように感じます。

3人は同世代なので、“一緒に作ってる”みたいな感じで楽しそうなんです。いつものコントでは、内村さんが背負ってくれている部分も大きいと思うので。

伊藤:僕はまだ、コントを一度しかやっていなくて、現場の雰囲気を感じる間もなかったんですよね。でも、あの時のコントはすごく好評でした。ちびっ子たちにまねされることもあったくらい(笑)。

――今回、お2人はペアを組んで悪役を演じていましたね。

ムロ:ドラマ「今日から俺は!!」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)の撮影をしていた時に、よく一緒にご飯行ってたんだよね。だから、2人でやることに違和感はなかったです。

今回の作品ではまた違う、上下関係のある役なのであまり会話は多くないんですけど、芝居していて楽しかったです。お互いリラックスしてできたと思います。

伊藤:僕は、ムロさんとできてすごくうれしかったんです。今回の役、割と真面目なお芝居じゃないですか?

ムロ:うん。「今日から俺は!!」は真面目にやっちゃいけないドラマだったからね(笑)。

伊藤:そうなんですよ(笑)。だから今回、ムロさんと2人で真面目なトーンのお芝居ができてうれしかったです。

――2人で演じた中で、お気に入りのシーンはありますか?

伊藤:ムロさんが紙を破くところかな(笑)。

ムロ:そこか。僕が2枚重ねた紙を破くシーンがあったんですけど、本番の撮影で全然破けなかったんです。それで、「撮り直しますか?」ってスタッフさんに確認したら、健太郎が「このままの方が好きです」って言ったので、撮り直さないでそのままいくことになりました(笑)。