総視聴数3800万「オオカミくん―」最新シーズンほか、2018年“恋リア”が中高生カルチャーを席捲<AbemaTV>
7月にスタートした“オオカミくんには騙されない”シリーズ最新作「太陽とオオカミくんには―」の総視聴数は3,800万を突破。最終回は、前シーズン最終回の約2倍となる330万視聴を記録するなど、シーズンを重ねるごとに注目度が右肩上がりで高まっていく様子がうかがえる。
中でも注目したいのは、中高生からの支持率の高さだろう。
若者マーケティング研究機関「SHIBUYA109 lab」が発表した2018年のトレンド大賞のドラマ・番組部門では、1位に「オオカミくんには騙されない」、2位に「恋する週末ホームステイ」がランクイン。
さらに、マイナビティーンズが発表した「2018年10代女子が選ぶトレンドランキング」では、“流行ったモノ”3位に「AbemaTV」、“流行ったコト”5位に「太陽とオオカミくんには―」が入ったという。ほかにも「今日、好きになりました。」から生まれた“今日好きダンス”がTikTokで大流行するなど、今やAbemaTVの“恋リア”は中高生のカルチャーの一部となっている。
番組出演メンバーがSNSのフォロワーを爆発的に増やしたり民放ドラマに出演したりと、番組自体も“次世代スターの登竜門”的な存在に。前述の「2018年10代女子が選ぶトレンドランキング」では「新たなティーン世代の人気者を生み出す場にもなっている」と評されている。
大人向け恋リア“ドラ恋”も躍進!
そんな流れの中で、2018年5月には“ドラ恋”もスタートした。番組内でメンバーが演じる濃密なラブストーリーと官能的なキスシーンが話題を呼び、回を追うごとに視聴数は倍増。
12月から第2弾の放送が決定したほか、中国大手の配信プラットフォーム「YOUKU」では“中国版”の製作が決定、2019年1月から放送を開始するという。
出演者たちが毎回さまざまなシチュエーションでキスシーンを演じ、人間関係もより複雑になる“ドラ恋”は大人の視聴者も思わずハマる内容。これまで中高生が中心だったAbemaTVの恋愛リアリティーショー視聴者層の幅がグッと広がった。2019年、“恋リアブーム”はさらなる広がりを見せてくれそうだ。