今年で15周年を迎えた大人気「ミュージカル『テニスの王子様』」シリーズ。
全国大会の中でも明るく元気あふれる公演が魅力の「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺」が、2018年12月20日(木)より東京・日本青年館ホールから開幕する。
3rdシーズンもとうとう全国大会準決勝。「勝ったモン勝ち」をスローガンとした大阪・四天宝寺。今回初登場のメンバーとして、副部長・小石川の出演が決定。新メンバーが入ることにより、チームがどう変化するのか期待したい。
また、2ndシーズンの「ミュージカル『テニスの王子様』青学(せいがく)vs四天宝寺」で忍足謙也を演じた碕理人が顧問・渡邊オサム役として出演するなど、開幕前から話題騒然となっている。
関西ならではの面白く個性豊かなメンバーが勢ぞろいする中、期待の1年生ルーキー・遠山金太郎を平松來馬が演じる。
その平松と、主人公であり同じく青学(せいがく)1年生ルーキー・越前リョーマを演じる阿久津仁愛(にちか)に、ライバルになる2人の関係性や初対面の印象などを聞いた。
――四天宝寺メンバーが決定したときの気持ちを教えてください。
阿久津:いつだっけな? 公演を観にきたのって全国氷帝公演だけ?
平松:本公演は。あとドリライ(「ミュージカル『テニスの王子様』15周年記念コンサート Dream Live 2018」)も観たよ。
阿久津:そうだ、ドリライだ!9月にビジュアルが解禁したときに來馬を見て、「金ちゃんだ~!」ってテンション上がって。でも、SNSとか見たら金ちゃんと違ってテンションが落ち着いてるから「え、できるんかな?」って思って。
平松:(笑)。
阿久津:全国氷帝公演のときに、手塚役の青木 瞭くんが「四天宝寺のみんな来てるから挨拶してきなよ」って言って。瞭くんはもう挨拶した後だったから1人で上島さんの部屋に行ったら、みんながズラーって整列してて緊張した! 挨拶したときは全員私服だったから全然役と結びつかなくて……(笑)。
でも來馬が、僕がリョーマ役に決まって初めて関東氷帝公演を観にいった時と同じようなふわふわした雰囲気をしていて、それが懐かしいというか、デジャブというか、これ知ってるぞって。
平松:僕が!?
阿久津:うん(笑)。僕もそうだった。「生意気さが足りない」とか言われたけど、「あ、こんな感じだったからか」って。だから、稽古するまで金ちゃんは見えなかった。
平松:実は、役が決まったって連絡もらったときは「やったー」っていう感じがなくて……。
阿久津:えっ!? 無かったんだ!?
平松:うん。普段はメールでオーディションの合否連絡をくれるマネージャーさんが、電話で「役が決まったよ!おめでとう!」って言ってくれて。
阿久津:えっ! 電話で!? 僕は事務所に「アンケート書いて」って呼ばれて行ったら、「おめでとう!!」っていうサプライズ演出だった。
平松:そうなんだ…! 僕の場合は驚き過ぎて、すぐには全然実感がなくて「お……? 本当かな……?」って。信じられない気持ちもあって。その後、レッスンとか、舞台を観にいかせてもらったときに「すごい舞台に出させてもらえるんだな」ってじわじわと実感していった感じですね。
阿久津:舞台どうだった?
平松:テニミュって聞いたことはある程度で、でも実際には観たことがなくて。初めてテニミュを観たとき、舞台の大きさや客席を埋めるたくさんのお客さんを見て、こんなにたくさんの人に支えられて、それが15年も続く舞台があるんだっていう驚きと、これに出られるんだなって気持ちが湧いてきて。
自分が遠山金太郎の役だからか、そこからはずっとリョーマばっかり観てました。「ラリーとかダンスとか、リョーマってこんなにたくさん動くんだ……!」っていう驚きがありました。
ドリライは本公演とは違ってダンスと歌を中心にお客さんを盛り上げていて、お客さんもすごく楽しそうで。両方雰囲気が全然違うけど、どっちもお客さんが笑顔なのが印象的でした。
――オーディションは金太郎役以外を受けなかったということですが、稽古を進めていく中で興味のあるキャラクターはいますか?
平松:四天宝寺の中だと財前 光。四天宝寺にいるクールなキャラって、すごく良いなって思ったんですよね。全体だとやっぱりリョーマを演じてみたいな。
阿久津:ずっと言ってるよね(笑)。
――お互いの初対面の印象は?
阿久津:年下とは聞いていたんですけど、落ち着いてて全然そんな感じしないから、誕生日がすこし離れてるくらいの感覚(笑)。
平松:四天宝寺のなかで僕が一番年下なので、青学(せいがく)の方と初めてあったときにトリオとか仁愛とか年の近い人に初めて会ったから嬉しくて。
阿久津:最初から仲良かったよね。
平松:うん。話し掛けてくれて、2日目から一緒に写真を撮ったりできて、それがすごく嬉しかった。
阿久津:早く仲良くなりたくて。稽古が始まった日に寄っていって、写真撮ろうよ!って話しかけて。
平松:僕、最初ちょっと戸惑ってたよね……?(笑)
阿久津:そうだね(笑)。來馬は最初は距離を保ちたい派というか、多分周りに年上の四天宝寺のメンバーしかいなかったからどう仲良くすればいいのか難しかったと思う。
平松:仁愛も最初「こんにちは」って普通のテンションの感じだったから。でも、すぐ仲良くなったよね? なったよね?
阿久津:圧が(笑)。
平松:思ってなかったらどうしようって思って(笑)
阿久津:思ってるよ!(笑)。
東京:2018年12月20日(木)~25日(火)日本青年館ホール
大阪:2018年12月29日(土)~2019年1月13日(日)大阪メルパルクホール
岐阜:2019年1月26日(土)~27日(日)バロー文化ホール(多治見市文化会館)大ホール
宮城:2019年2月2日(土)~3日(日)多賀城市民会館 大ホール
東京凱旋:2019年2月7日(木)~17日(日)TOKYO DOME CITY HALL
【Twitter】@TennimuNews
【HP】www.tennimu.com/3rd_2018shitenhoji
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