古田新太、久々共演の沢口靖子に「惚れ直しました」

2018/12/17 19:32 配信

ドラマ インタビュー

会見に登壇した沢口靖子、古田新太

2019年1月11日(金)からNHK BSプレミアムで放送される「小吉の女房」(夜8:00-8:45)の試写会が行われ、沢口靖子古田新太らが登壇した。

同作は勝海舟を育てた型破りな夫婦の姿を描く、オリジナル脚本のホームドラマ時代劇。

大河ドラマ「新選組!」(2004年、NHK総合ほか)以来15年ぶりの時代劇出演となる沢口は、「久しぶりの時代劇で不安もあったのですが、脚本がユーモラスで、私が演じるお信のキャラクターもとても身近に感じました。新たな自分を表現するチャンスだと捉え、楽しんで演じました」と出演の感想を語る。

時代劇ならではの苦労について問われると、「所作やかつらなど現代劇と異なる部分も多く、気軽に動けない厳しさはありました」と回答。

さらに、「お信は武家の娘なので、たしなみのある女性に見えるように気を遣いました」と役作りのこだわりについても明かした。

また、沢口とお信の夫・小吉を演じる古田は、2002年に上演された舞台「天保十二年のシェイクスピア」以来、16年ぶりの共演。

沢口は、「やんちゃな少年がそのまま大人になったような方。でもとても色気があって魅力的で…。また、監督のどんな要求にも答えられる瞬発力や柔軟性があり、説得力のあるお芝居で、見習いたいところばかりでした」と古田をべた褒め。

これには古田も、「ありがとうございます、お褒めいただきまして…」とまんざらでもない様子。

そして、「以前舞台で一緒だった時には一度もご飯に行ってくれず…。今回は京都で3回お食事をしまして。東京に帰ってから知り合いにかなり自慢しました!」とエピソードを明かし、「芝居もすごく素直で…。子どもに対する愛情の表現とかお芝居が自然で、惚れ直しました」と沢口にメロメロだった。

そんな息ぴったりの2人が演じる夫婦の日常が軸となる本作。

理想の夫婦像について問われた沢口は、「お信は小吉の、けんかっ早いけれど男気があって優しい部分も理解している。小吉もお信がのんびり屋さんで不器用なところも含めて愛している。悪いところもいいところも、全てひっくるめて理解し合っている夫婦はすてきですよね」とコメント。自身の演じるお信に共感しているようだった。

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