「ゴロウ・デラックス」外山惠理アナウンサーが語る稲垣吾郎とは?
吾郎さんは、作家さんたちのお花見とかにふっと行っちゃう方です
―「よく分からなかった」場合、番組の進行が大変だったりしませんか?
どういうことだったのかということを作家さんに伺うことによって、かみ砕けることが多いんですよ。あと、吾郎さんの質問の仕方がものすごく上手なんです。私の方しか見ることができないぐらい緊張されていたゲストの方も、最後には絶対に“吾郎さん、吾郎さん”ってなるんです。吾郎さんはどなたに対しても態度が変わらないうそのない方で、何でも答えてしまう正直な方。時に心配になるんですけど(笑)、そういう吾郎さんを見て、“自分も話そう”と思ってくださるんだと思います。
私も、吾郎さんのおかげで、よく分からなかったなと思う本も、この方はこういうことが言いたかったんだということがあります。
―――稲垣さんの人柄がマッチしている番組なんですね。
吾郎さんとはプライベートの話をしたことはないんですけど、アイドルの方だし、最初はどんな方なんだろうって思ってたんですよ。
アニメの世界から飛び出してきたようにきれいじゃないですか(笑)。
どんな方なんだろうと思っていたんですけど、誰に対しても“普通”に接してくださるところがすごく魅力的なんですよ。
だって吾郎さん、作家さんたちのお花見とかにふっと行っちゃう方ですから。すごいですよね。私が番組で無理せずにいられるのは、吾郎さんのおかげです。
私は長い間テレビに出ていなかったというか、足が遠ざかっていたというのも、一番最初に“怖いな”って思ったからだと思うんです。もちろんそれは自分の責任なんだけど、どこか、ずっと心を開けなかったんですよね。
だから今楽しくテレビのお仕事をさせていただけていて、幸せだなと思います。
――番組でおなじみの朗読について、教えてください。
最初は、本当に恥ずかしかったです。どういう速さで読んだらいいかも分からないし。その上、作家さんが目の前にいらっしゃるじゃないですか? すごく緊張しますし。そういうときは本当に大変なのですけれど、今はだいぶ慣れました。