仲間由紀恵「変わらないものがここにある」産休明け初のドラマ出演で「相棒」ワールド復帰!
仲間由紀恵コメント
――産休後、初のドラマ撮影ですが、どのような気持ちで撮影に臨まれましたか?
ことし(2018年)2月、「season16」の撮影に参加した後、産休に入らせていただきましたが、出産を経てまた「相棒」からの復帰、ということでとてもうれしかったですね。
また皆さんにお会いできることも楽しみでしたし、元日スペシャルから参加させていただけることも大変光栄に思いました。
今回、「相棒」おなじみのシーンに出演することができたので、それもうれしかったです。
――ご自身の心境の変化などありましたら教えてください。
そうですね…。でも、現場に来たらいつも通りの「相棒」の雰囲気が広がっていて、いい緊張感の中で撮影することができました。
“変わらないものがずっとここにある”、という感じで、懐かしいというよりも、また、いい空気の中に戻ってくることができたな…という感覚でした。
――水谷豊さん、反町隆史さんとはどんな会話をされましたか?
最初にお会いしたときに「おめでとう」と声をかけていただきました。より一層頑張って、緊張感を持ちながら美彌子を演じていかなきゃいけないな、と思いました。
――久しぶりの「相棒」の現場で感じたことは?
水谷さん、反町さんのお2人が醸し出しているのだと思うのですが、「相棒」の現場は“大人の撮影現場”という雰囲気なんです。
お2人は作品作りに関して、いい意味での緊張感を持ちながら、でもどこかリラックスして臨んでいらっしゃるんですよね。
しかも絶対的にお2人の方がせりふ量も多く撮影も大変なのに、時々現場に入る私やゲストの皆さんとも気さくにお話をされて、素晴らしい空気作りをしてくださるんです。
それが相乗効果を生んで、大人の雰囲気が生まれるのだと思います。
――「season13」での初登場以来、度々、美彌子として「相棒」に出演されていますが、美彌子を演じてきて、キャラクターについて新たに発見することは?
美彌子は最初、右京さんと敵対するような立ち位置から始まり、だんだん亘さんと食事するシーンが出てきたりと役が広がってきて、私も「あれ? こういう感じもありなんだ」と驚いたことも…(笑)。
もちろん上司と部下という厳しい関係性もありますが、“正義”を抱える人たちが関わり合って事件を解決していく中に美彌子も存在しているので、自分も柔軟に役を広げる意識を持って演じています。