――ご自身にとって、「あらびき団」という番組はどのような存在ですか？
水川かたまり：去年に引き続き、出させていただくんですけど、他の番組のオーディションでやって「何がしたいの？」と言われるようなネタを面白がっていただける、とてもありがたい番組です。面白がり方の範囲が広い番組だなと思います。
そして、芸人になる前から見ていた番組でずっと出たかったので出られて本当にうれしいです。
鈴木もぐら：僕は、奥さんが一番好きな番組は「あらびき団」というくらい好きなので、「あらびき団」にさえ出てれば芸人を続けることを許してもらえるんですよね。
逆に「あらびき団」に出られなくなったら「芸人辞めて働け！」って言われる可能性あるので、来年出られなくなったらまずいので、これからも出られるように頑張りたいなと思います。
――あらびき団員としてネタを披露する上で、大事なことはありますか？
水川：他の団員の方々を見ていると、伝わろうが伝わるまいが、魂を込めてやるという姿勢が大事なのかなと思いました。
誰にも伝わらなくても、自分が面白いと思ってたら「やっちゃえ！」という、“いってまえ精神”が心得かなと。
もぐら：「新品のTシャツを買うな」という感じでしょうか。そういうきれいな人は楽屋に1人も居なかったので(笑)。
水川：泥棒感がすごかった(笑)。
もぐら：もらったTシャツかフリーマーケットか拾ったやつ…以外は着ない人があらびき団っぽいなと思いました。
――初めて出演が決まった時に何か先輩からアドバイスもらったりしましたか？
もぐら：「あらびき団」に出てる先輩方となかなか一緒になることがなかったんですよね…。
水川：「あらびき団」に出られてる方って、あまり劇場とかでご一緒しないような方が多くて…特殊な舞台で活躍する方が多いのかなと。
もぐら：裏稼働部隊じゃないですか。アドバイス頂きたかったんですけど、なかなか機会がなかったですね(笑)。
――今回披露されるネタも独特の世界観でしたが、あらびき団用に作られたネタですか？
もぐら：全然そんなことないんですよ(笑)。
水川：決してないですね(笑)。ただただやってたらあらびき団に呼んでいただけたという…。
もぐら：ド本気でやってたネタで賞レースにもかけてたネタなので
水川：「キングオブコント」もこれで決勝に行こうと思って頑張ってましたよ。
もぐら：本気で作ったらあらびき団員になれたという(笑)。
――これまで「あらびき団」に出演してきての苦悩だったり、「こういうことがあってうれしかった」みたいなことは？
水川：去年「EXILEのオーディションに変なやつが来る」というネタをやったんですけど、EXILEのATSUSHIさんが見てくださっていたみたいで、SNSで僕らのネタを見ながらATSUSHIさんが笑ってるような動画を流してくださって、それはうれしかったです。
もぐら：僕らみたいなもんのネタをATSUSHIさんが見てくれたというのは、これはもう「あらびき団」に出させていただいたおかげです。
水川：団員冥利(みょうり)につきますね。
もぐら：苦悩は特にないですね
水川：難なく受け入れていただいた感じです。でも他のオーディションに全く受からない！
もぐら：そっちの方が苦悩です。
――今回「あら-1グランプリ」の第4弾ということで、グランプリを取る自信はありますか？
水川：ことしは絶対取りたいです！ 彼も結婚して子供が生まれましたし。
もぐら：去年はまだ独身だったんですけど家族ができたので、なんとか“あら-1”を取って世間にアピールできたらなと思います！
水川：去年の放送では、東野さんには笑っていただけたんですけど、ゲストの本田翼さんにはあまりはまらなかったみたいなので…ことしはゲストの方にも笑っていただけるように頑張りたいです。
もぐら：ぜひハマっていただけたら！
――「あらびき団」を通しての野望みたいなものがあれば教えてください。
水川：まだ団員としては下っ端というか鉄砲玉みたいな立ち位置で去年、ことしと出させて頂いてるので、だんだんと昇格して幹部とかに上り詰めていって、最終的には東野さん、藤井さん側にいけたらなと。側近とかに(笑)
もぐら：僕は、将来の目標として「馬主になりたい」というのがあるので、馬を持てるようにあらびき団員として精進していきたいなと思います。
あと、あらびき団員みんなで全国を回りたいですね。サーカス団みたいに全国各地を回りたいです(笑)。
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