高橋由伸前巨人監督「13連敗」苦悩に、中居なりの励まし「俺も13回連続メロディー外した」
12月30日放送の「たまッチ！平成もプロ野球ありがとうツアーSP」(フジテレビ系)に高橋由伸前巨人監督がゲスト出演。中居正広らと旅をしながら監督時代を振り返る中で、「13連敗の時なんて外に出れない」と当時の苦悩を明かす一幕があった。
中居正広、山崎弘也、高橋由伸ら一行は、東京ドームから旅をスタート。厳しい環境に置かれることも多かった高橋の21年間のプロ野球人生を癒やすため、一行は猫カフェを目指した。
中居は「普段、何をしているんですか？」と退任後の生活について質問。高橋は「何もしないですよ。ボーッと何をしようかな…」と近況を明かした。「負けた日と勝った日って、寝つきとかってやっぱ変わります？」との質問には「全然違います。勝つ日もやっぱあっちだったかなとか、こっちだったかなとか、勝ってもありますね。13連敗の時なんて、外なんて出れないですよね」と当時の苦悩を語り、苦笑いを浮かべた。
「やってる選手はもっと辛いですよね」と山崎弘也。中居は「トーク番組で13回連続、みんな何のリアクションもしないの」とお笑いに例えると、山崎は「辞めるでしょうね」とコメント。中居も「13回連続メロディーを外したことあるよ」と自身の経験を重ねつつ「大変な3年間だったんですね」と高橋の気持ちに寄り添った。
山崎が「何年後かにもう一回やってみたいなっていう気持ちはどうなんですか？」と聞くと、高橋は「ちょっとこのままじゃなとは思いますよね」。中居は「負けっぱなしじゃ野球人として…」と続け、山崎が「もしお話いただけるなら可能性はあると？」と踏み込むと、高橋は「そうですね」と前向きな姿勢を見せた。
猫カフェを満喫し、そば店で同僚・高橋尚成と巨人時代の思い出を語りあったのち、高橋の“原点”とも言うべき野球チームのグラウンドへ。高橋がかつて所属していた生浜ヤンキースと千葉ジャガーズの選手が横断幕を広げて出迎えた。
番組フィナーレは、1打席限りの“高橋由伸特別引退試合”。高橋尚成がピッチャー、山崎弘也がキャッチャー、フジテレビの三宅正治アナが実況、審判を中居が務め、プロ野球人生21年間を締めくくる“最後の1打席”が行われた。半年ぶりにバットを握った高橋は、ファール、空振りと続き最後をホームランで締めくくった。「引退試合なかったんで思い出になります。最後、神宮の三振で終わってたので」と清々しい笑顔を浮かべた。
Twitterでは「由伸監督おつかれさまでした！」と労いの言葉が多数寄せられたほか、「中居くんありがとう」「ジャイアンツファンは救われたと思う」などの反響も寄せられた。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
