<いだてん>「キャストが豪華すぎて大渋滞」と嬉しい悲鳴!テンポよい物語に「さすがクドカン」の声も【視聴熱TOP3】
webサイト「ザテレビジョン」では、1月6日の「視聴熱(※)」ドラマ デイリーランキングを発表した。
1位「いだてん~東京オリムピック噺~」(毎週日曜夜8:00-8:45、NHK総合)44890pt
2019年の大河ドラマが1月6日にスタートし、第1回「夜明け前」が放送された。日本で初めてオリンピックに参加した金栗四三(中村勘九郎)と、日本にオリンピックを招致した田畑政治(阿部サダヲ)の半生を、古今亭志ん生(ビートたけし)の噺を通じて描いていく。
オリンピック招致目前の昭和34(1959)年。志ん生は寄席の高座で、50年前の日本のオリンピック初参加にまつわる噺を語りだす。それは明治42(1909)年、柔道の創始者で高等師範学校の校長・嘉納治五郎(役所広司)が、ストックホルムオリンピックを目指して悪戦苦闘していた時代だった。
冒頭では、田畑をはじめ1964東京招致チームとしてジャーナリスト・平沢和重(星野源)、JOC常任委員・岩田幸彰(松坂桃李)ら物語後半のキャストも登場。さらに、竹野内豊、杉本哲太ら豪華な顔ぶれが次々と登場し、SNSでは「キャストが豪華すぎて大渋滞」との声も。
また、のちに四三の盟友となる三島弥彦(生田斗真)が所属する日本最初のスポーツ同好会「天狗倶楽部」のメンバーとして、満島真之介、武井壮、近藤公園らが顔をそろえ、上半身の裸を見せるなど、そのハイテンションぶりが話題に。ドラマタイトルとともに「天狗倶楽部」もトレンド入りした。
15分拡大版となった第1回で、前半の主人公・四三が登場したのはラスト5分前。嘉納が日本人初のオリンピック選手を見つけるために開催した“未曾有の大運動会”で姿を現した。あいにくの雨の中、脱落者が多発したマラソンでゴールに駆け込んできた四三は、紅白帽の赤い染料が雨と汗で落ち、顔が赤く染まっていた。その顔が、演じる勘九郎の本職である歌舞伎の隈取りのようだったことも大きな注目を集めた。
明治と昭和のエピソードが交差して展開していったが、そのテンポのよさやクライマックスへの持っていき方に「さすがクドカン」と脚本を担当する宮藤官九郎を称える声も上がった。