1月19日(土)放送のオトナの土ドラ「さくらの親子丼2」(夜11:40-0:35、フジテレビ系)第7話で、浦上晟周演じる中里拓士が次の生活の場所、生き方を探し、「ハチドリの家」から巣立っていく様子が描かれる。
虐待を受けるなどし、居場所をなくした子供たちを一時的に保護する子供シェルター「ハチドリの家」では、入居してから約2カ月の間に次の進路を決める事になっている。
それに伴い、桃子(名取裕子)やさくら(真矢ミキ)が入居者一人一人と今後について面談を実施。性同一性障害を抱え、家庭や学校に居場所がなくなり、ハチドリの家で暮らしていた拓士もその一人だった。
そんな中、拓士は以前からの夢を桃子に打ち明ける。それは、LGBTの街、新宿2丁目でダンサーを目指して働くことだった。
今回、性同一性障害という難しい役を演じる浦上晟周が、役に対する思いや撮影のエピソードを打ち明けた。
――拓士は性別で悩むデリケートな役ですね。
最初にLGBT監修の先生の話を伺い、拓士の心情がどんなものか教えてもらい、撮影に入りました。僕としては、拓士を女の子のつもりで演じています。
ありがたいことに「ハチドリの家」は、男子より女子の方が多いので「取り入れられるものは何でも取り入れたい」と思い、女子メンバーの立ち振る舞いを常に意識しています。
――難役を演じるのはプレッシャーとやりがい、どちらが大きいですか?
役者としては、まずうれしいです。これまでも僕はなぜか苦悩する役が多くて(笑)。家族のことだったり、学校のことだったり、悩みを抱えているような。拓士もその延長線にいる役といえば役ですけど、さらに上乗せされている部分が大きかったので、頑張りたいと思いました。
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