塚本は、「率直に面白かったですね。小さいころから当たり前に見ていた『笑点』がどのようにしてできて、そこにはどんな人たちが携わって、どういう経緯でできたのか、知ることができました」と感想を。
しかし、自分が演じた本人である円楽を目の前に、「(初対面で)緊張します。これまでも実在する方を演じたことはあるんですけど、こういうふうにPRの場で本人さまと一緒になることは初めてなので(笑)、どう師匠に映っていたのかと心配でしかないですね」と言い、不安げな表情に。
そんな塚本に円楽は「いい男の塚本さんが演じてくれて、私の株が上がったのではないかと思います。とてもうれしかったです」とニコニコ。
だが「ただ一つ! 私は師匠(五代目三遊亭圓楽)に小言を言ったことはあります。ありますけど、あんなにきつくいったことはないです!」と劇中での師弟の姿にツッコミを。それを聞き、塚本も「捏造(ねつぞう)ですね」と笑っていた。
役作りについて聞かれた谷原は、昔の「笑点」の映像を見て役作りを行ったことを明かし「外見的な意識はしませんでしたが、高座に上がるときの歩き方や座るときの所作を意識しました」と告白。
そんな谷原の“圓楽ぶり”に円楽は「いい感じのうちの師匠の面差しもあり、芝居ももちろんプロですからお上手でした。ちゃんと師匠のことを聞いてきちんとデフォルメしてくれたな、という感じ」と絶賛。
続けて「持ち役になったんじゃない?」とほほ笑みかけると、谷原は「ありがとうございます!」と恐縮しつつも、喜びをにじませていた。
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