「NPP2019」でTPD初めは済ませていたとはいえワンマンは別格。それも2カ月ぶりにWWW Xでのワンマンということもあり、異国の名が付けられた坂を上がるとそこはもう“ホーム”の安心感と高揚感がすごい。
TPDサポーターが今か今かと開演の刻を待ちわびていると、おなじみの入場サウンドが流れ出し、暗がりの中からTPDメンバーが現れた。
1曲目は最近いろいろな著名人とのコラボダンスが話題になっている「Lovely Lovely」。
WWW Xの距離感だからこそかもしれないが、こんなにカラフルだったっけ?というくらいいつも以上にカラフルなステージと、成人の日だからか(?)初っ端からTPDの末っ子にして最後の“新成人”橘二葉の表情が豊かに見えた。
この曲最大の売りはキュートさに加えつい踊りたくなってしまう振り。そこはニューヘア浜崎香帆と橘が足をつりながらも考案しただけのことはある。
それからリーダー・高嶋菜七の「あけましておめでとうございま~す! 2019年のライブサーキットもみんなで楽しんでいきましょう!」の掛け声で「Glowing」へ。
冒頭で触れた通り、彼女たちの曲は同じ曲でも先月と今月、来月では違う。同曲で言えば今回は個人的に、サビのところで櫻井紗季の手を下ろす動きが気になった。
こんなに腕のラインがきれいだったのね。ゆるふわノンポニーの髪形もGOOD。
そしてそのイサキの「私たちの気持ち受け止めてね~!」というコールから「Kiss x Bang Bang!」に。こちらは脇あかりの歌い出しが完璧。ファンも誕生祭ということでテンションが高く、脇が何かをやるたびに「あかりコール」がデカい。
心の中でコールしてステージを注視していると、脇と橘が< >みたいな形になって、その間でイサキがイエーイしたり、イサキが脇を抱え込んだり、浜崎が「みんなバンバンいきますよ~!」コールしたり、かわいいが渋滞していた。
かと思えば、美しい上西星来の歌い出しから「現状打破でLove you」へ。最近人知れず上西の歌唱力上昇問題に直面しているが、この歌い出しもかなりグッときた。
さらに序盤から絶好調のイサキがラブリーを振り巻いていると、絶対王者・高嶋選手の「どこのディーバが現れたんだ感」のある素晴らしいボーカルで一気に高嶋カラーが会場を包む。
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